2020年7月2日 木曜日
今日も子ども達は、登園するとすぐに外に出て遊んでいます。三葉幼稚園では、コロナ渦のなか、子ども達には十分な配慮をしつつ、可能な限りその時期に必要な経験をさせたいと頑張っています。その中の一つにプール遊びがあります。水汲み遊び(5月の)、6月からはプール遊びと気温の高い日はしてきました。ところが教師達の大失敗でプール遊びが、昨日はできなくなってしまったのです。朝、プールの準備をしていると、消毒液が切れていることに気が付いて、大慌てしましたが、急遽のことで間に合わず、この日は中止になってしまいました。子ども達には申し訳ないことをしてしまったと反省した教師でした。そして、今日はもう一度教師達で手すり、椅子、プールのふち等消毒し、プールの水もリトマス試験紙できちんと測定し、気温、水温を見て、準備を進めました。子ども達には、このような生活のなかで気付き、喜び合い、感じ合って楽しみながら成長し合っているだろうと思いながら、教師のちょっとした油断で、その日の楽しみを奪ったことを本当に申し訳ないと思いました。
プレ年少、保育園の子ども達が入る小プールの水をタライで何往復もしながら入れていると、水汲み遊びコーナーのところで、年中のAちゃんが「ここ お水ないよ」とつぶやきました。その一言でバケツリレーが始まりました。「私 ピンク」「Bちゃんも運んで」と言いながら3人で運んでくれました。水が入ると早速遊び始めるかと思いや、今度は水汲みコーナーのところにあるトマトに水をあげ始めました。
トマトの緑の実も太陽の光を浴びて、少しずつ赤くなってきています。「あっ 赤くなってる」「1つ赤くなっているね」と微笑み合っていました。
そして図書館のウサギ小屋の裏は木々の落葉によって腐葉土ができていて、植物にとってとてもいい土ができていました。そこにシャベルを入れると木の根っこが張り巡っていて、なかなかはいりませんでした。しかしそこを頑張って、プレ年少組で色々な所を掘って、掘れたところに年少さんが種を蒔き、育ててくれたひまわりの苗を分けて貰って植えました。雨の日は、担任だけが見に行ったのですが、毎日どうなっているのか、外に行く度、見に行き「あっ 元気になってる」と、まっすぐに伸びたひまわりを見つけては 、嬉しそうに報告に来てくれました。そして植物の生きる力の強さに驚きました。こらからも花が咲くのを楽しみに世話をしていきたいと思います。
さて、その後の耳鼻科の検診後、たんぽぽ組の部屋に年長さんが来てくれ、一緒に盆踊りを踊りました。担任とプレ年少だけで踊る時は、別の遊びをしていると思い、くっつき虫になっているのかもしれませんが、担任の足に子ども達がへばりついて動けず、踊ることにならないことになるのです。年長さんだと、年長さんが踊っているのを見て、真似をして踊り始めます。その数がだんだん増えてきて、年長さんが歌いながら踊ると、同じように歌いながら踊っていました。どの遊びでも年長さんがしていることをじっと見ていて真似をしてやってみる三葉っ子たち。たんぽぽ組の子ども達も三葉っ子になったのだと思いました。している ことを覚えていて、真似をして行って欲しいともいます。その中で出来ないことがあるかもしれないけど、諦めず、何度でも挑戦して欲しいと思います。
今日の赤コースの手作り給食です。