2010年12月10日 金曜日
今朝は、年少の女の子達が、園庭の焼き芋をしたところの近くで、子ども用のくまでを使って、葉っぱを集める姿がみられました。とても楽しそうに、「あっ、ここにも葉っぱが落ちてるね。」と会話をしながら集めていました。以前保育の中で掃除用具の使い方を指導したことが、こんなところで生きているのを見て、技術を指導したことがそこそこで応用され活動の幅が広がるということを、改めて学びました。
また、たんぽぽ組では、作品展をきっかけに、より一層廃材遊びを集中してする姿が、たくさん見られるようになりました。友達と協力し合って作ったり、自分のイメージした物を作ろうと、何度もテープの貼り方を変えたり、テープを重ねたりして作っていました。根気強く楽しみながら作っている様子を見て、本当に友達の影響や友達との関わりもまた大切なんだと思いました。
そんな中、今日は12月12日の創作ダンスに出演する、らいおん組ときりん組の子ども達が、本番の最後の練習として在園児の前で園庭で見せてくれました。年少児たちも2クラスの演技をとても楽しみにしていて、すぐに園庭に集まりました。ラインの位置を確認すると、さっそく踊りが始まりました。その姿を子ども達と見て驚きました。皆に披露することを意識して、ポロシャツと半ズボンで登園してきた子も多く、やる気満々の子ども達は踊り始めると、手先まで綺麗に伸ばして、顔の向きも運動会で発表した時以上にそろっていたのです。自分たちで考えて自信を持って踊る姿に見ていた年少・年中児もみいっていました。素晴らしい演技に、アンコールの声と拍手が上がり、もう一度踊ることになりました。2回目の踊りは、もっともっと一人ひとりが意識して踊っていて、その表情は、みんなが感動するばかりでした。
そのあと、子ども達に、とっても楽しい時間がやってきました。以前のフリースクールで作った干し芋を、「みんなで食べよう!」と副園長が子ども達に声を掛けました。それを聞いた子ども達には大喜び!!太陽がポカポカ温かい中で、各クラス丸くなって、お日さまパワーを、たくさん浴びた干し芋を食べました。副園長が、まだおかわりがあることを放送すると、子ども達は担任に「おかわり」と手をお皿にして、待っていました。初めは少し固くても、噛んでいくうちに、だんだんとろけてきて甘くなることに気付き、子ども達はとても嬉しそうに食べていました。そして、みんなとこのような雰囲気の中で一緒に食べる味は、また格別であることも実感しました。
最近では年少児や年中児たちも、じっくりと遊びこむ姿が見られてきて、制作を楽しむ姿も多く見られるようになってきているので、遊びの一つひとつに関わっていきたいと思いました。