2008年3月19日 水曜日
年長児が卒園した事で、年中児・年少児達は、進級するという自覚ができてきているように思われます。バスの中でも、私服を着た卒園児を見ると、「あっ!今日はいつもと違う服着とるんやね。」と年中児が気づくと、「もう、卒園したけんよ。」と、得意そうに年長(卒園)児が答えます。それを聞いた年少児のY君が、「もうすぐ、新しい帽子と名札もらうんよ。」と、とても嬉しそうに進級する事の喜びを伝えていました。今日お部屋では、子ども達が1年間で描いた絵をまとめた、”ぼくの絵” ”わたしの絵”を渡しました。一人ひとりに、「いっぱい描けたね。」「絵が上手になったね。」と声を掛けていくと、どの子も嬉しそうでした。「持って帰ったらお父さんお母さんに見せてあげてね。」と言うと、D君は、「これ見せたら喜ぶよね、きっと!だって頑張って描いたもん。」と、今まで描いてきた自分の絵を見ながら、満足そうでした。
又、今日はAちゃんがつくしを持ってバスに乗ってきました。そのつくしを見た子が、「それどうするん?」と聞くと、「これ今日お料理してもらうんよ!」と嬉しそうに言いました。「今日お料理作ってくれるかな?」と教師が聞くと、S君が「でも、古森先生にあげたほうが優しいと思うよ。」と言いました。そして後で事務所へ行ってみると、古森先生の机の所につくしが置いてありました。今まで沢山の美味しい料理作ってもらっているので、「これを持って行けば、美味しい料理が食べられる。」と思ったようでした。今日は残念ながら時間がなくてつくしは食べることが出来ませんでしたが、「まだまだいっぱいあったけん、また採りにいくんよ。」と言って、降園していました。聞いた所によると、あのつくしは後で古森先生が料理をして食べる事になったそうです。
卒園児 元らいおん組担任 村田麻美 今日は卒園児の自由登園の日でした。制服を脱いで私服になった子ども達は、何となく大人びた表情で登園してきました。年長さんでも小学生でもなく「みんなは卒園児なんだよ。」と言われると、何となく照れくさい気持ちと本当に三葉幼稚園を卒園したんだという事を、こそばゆく実感している様でした。そんな中、一番ルンルンでこの日を待ち通しくしていたのは、年長の教師たちでした!体調をくずして会うことの出来ない子もいましたが、たくさんの子ども達が登園してくれて嬉しい気持ちでいっぱいでした。又、卒園式の日に、年中の先生や子ども達が作ってくれたアーチと、各クラスが心を込めて作ってくれた花束に囲まれて、最後の写真を撮りました。一人ひとりが素敵な表情で写る事が出来たのも、三葉幼稚園のみんなが家族のように暮してきたおかげだと、つくづく感じました。!138名の卒園児にとって三葉幼稚園が、これから大きくなっても心のより所となれば嬉しいなと思います。心がちょっと寂しくなった時、一度幼稚園に帰ってみて下さい。心が温まって元気になること受け合いです。