2020年6月4日 木曜日
今日も朝から日差しが強く、夏を感じさせる1日になりましたが、子ども達はいつもと変わらず園庭の各コーナーで遊んでいました。砂場で大きい川を作って遊んでいたり、浸し染めを楽しんだり、廃材を利用して水汲み遊びをしたりと様々な遊びの環境の中でとても元気いっぱいです。そんな中ままごとのコーナーへ行ってみると、年長さん達が何か作っていました。
そこには野菜で作った”おにさらだ” “アンパンマンばいきんまんセット” “やさいさらだ”が並び、それぞれ「さわらないでね」と書いてありました。また、金額も書いてあり、おにさらだは50円、あんぱんまんばいきんまんセットは1000円、やさいさらだは100円でした。子どもなりの自由な発想で作った料理には、金額まで設定していて、レストランごっこへと発展していて驚きました。
一方、プール側のテントの下では何やらいつもの園庭とは雰囲気が違っていました。教師や、数人の子ども達が何かいそいそと準備をしています。何をしているかというと、、
そうです!昨日秀野邸へ行き、皆で掘ったじゃがいもを、むしいもにして、皆で食べる準備をしていたのです。教師や子ども達がたくさんのじゃがいもを綺麗に洗い、そのじゃがいもを教師達が芽を取ったり、必要でない部分を取りました。
そして、じゃがいもが次々蒸し器に入れられ、たくさんのじゃがいもが何段にも重ねられて、熱々のお湯で蒸されます。子ども達はその風景を見ながら、「まだかな〜」とじゃがいもが出来上がるのを楽しみにしていました。
そして、蒸すこと数十分。蒸し器からはじゃがいもの甘い匂いが周りを包みます。蒸しあがって蓋を開けると、湯気が出て、ほっくほくになったじゃがいもが現れました。そのじゃがいもを各クラス人数分に分けます。味付けは、シンプルにお塩をパラパラと振りかけただけのものです。そして、古森先生がちょこっと味見をしました。「ほくほくで美味しい〜!」と一言。子ども達はいいな〜という表情で古森先生を見つめていました。ここで、くま組のH君が代表して蒸しいもを1口。感想は、、、「うまい!」掘りたて出来たての蒸しいもはほくほくで美味しいようです。そしていよいよ子ども達も実食。園庭にテント、ブルーシートを用意し、密集にならないように間隔を空けて座ると、蒸しいもを渡していきます。子ども達は嬉しさや、早く食べたいという思いからかじゃがいもをじっと見つめています。「いただきます」をすると、笑顔で「美味しい!」と友達と話しながら食べていました。昨日採ったじゃがいもを、次の日に子ども達の目の前で蒸しいもにして、クラスの友達と食べる。このような経験はなかなかできないことだと思います。前の日の体験をさらに発展するのが三葉幼稚園の良いところだと思いました。
そして室内では、たんぽぽ組の3号認定児とあそびの部屋の1号認定児は、参加しています。30分程度の運動ですが、毎時間子ども達は元気に体を動かしています。今日はちょうどその日で蒸しいもはひとまずお預けで、スポーツダンス終了後に食べることになりました。スポーツダンスが終わって部屋に戻ると、おいものおいしそうな匂いがし、おいもが皆を待っていました。「美味しそうだね」と皆で「いただきま〜す」をしてふかしいもを食べました。皆、「美味しい!」と言いながら食べていました。教師も食べましたが、掘りたて、蒸したてのおいもはホカホカで甘くて美味しかったです。
まだまだ、コロナの影響はありますが、子ども達はコロナに負けず、毎日元気に遊んでいます。教師達も子ども達の姿を見ながら、共に遊び楽しんでいきたいと思います。
«今日のメニュー»
胚芽米、チキン南蛮、五目煮、野菜のおかかあえ