2020年5月27日 水曜日
ひよこ組からあがってきた子ども達がほとんどだったたんぽぽ組も、5月11日から通常保育になり、お休みしていた友達もそろい、活気が戻ってきました。又新しい友達を迎えての生活が始まりました。たんぽぽ赤組は、保育室が2階の為、毎日何度となく、上り下りをしていた子ども達は、階段を上り下りするのが早くなり、手すりを持たなくてもトントンと上がっていきます。
まだまだコロナの感染が心配で3密(密集、密接、密閉)にならないようにと、戸外でも時間を見て学年やコース別で交代しながら遊んでいます。少し遅めに全員がそろってから園庭に出たたんぽぽ組さんは、しばらく泥場付近で遊んでいました。ひよこ組の時、園庭で遊んでいるお兄さん、お姉さんのしている姿を憧れのまなざしで見ていたたんぽぽ組さんは、「何しているのだろう?」「あんなことをしているよ」と見ていたことをしっかり覚えていて、ままごとコーナーでは包丁をもって、見よう見真似で野菜を切り、フライパンや鍋に入れて、お料理を作っていました。又泥場でもさら砂をどうやって作っているかを見ていた子ども達は、今では上手に器にすくって、サッサと振って作れるようになりました。
さら砂を作っているところに裸足で来ていたY君は、「先生 見て!足跡」と土に付いた自分の足跡を見せてくれました。「本当だ! 先生も出来たよ」と足跡をつけて見せると、「もう一回」と言って再度足跡をつけたY君は、「先生の大きい」「僕の小さい」と笑いながら言いました。満3歳になったばかりのY君が大きさの違いに気付いて、楽しんでいる姿に驚かされました。
色々な場所で思い思いに遊んでいたたんぽぽ組さん、年長さんが部屋に入り、年中さんが部屋に入り、年少さんが部屋に入ると、大きい組さんがしていたのをあこがれて見ていた玉入れと水汲みコーナーが空いているのに気付き、そこに行って遊び始めました。そこにこあら保育入会手続きに来ていた小さい子供達も手続きを終えてやってきて、たんぽぽ組さんがしているのを見て、同じように柄杓をもってボールを拾って、玉入れのかごの中に入れていました。次第にコツが分かってくると、柄杓でボールを1個ではなく2~3個入れては、玉入れのかごの中に入れていました。その横にあるテントの高い所についたかごにも気付いて、何人かがそれに向かってボールを投げ始めました。中には上手に入れる子がいて驚きました。お兄さん、お姉さんがしていることを見て覚えて、真似をしてやり遂げる三葉っ子達は、すごいなぁと思いました。
玉入れのテントの側のテントの下の水汲みコーナーでも、最初は水を汲んでは他の容器に移して遊んでいた子どもが、何本ものヤクルトの容器に水を入れて並べると、次にその容器から1つ1つお椀に移していきました。服やズボンが濡れても諦めず、何度も何度も挑戦していました。
どこの遊び場でも沢山の気付きと学びのあることに気付きました。今日もいっぱい学んだたんぽぽ組さん、大満足の顔でお着替えをしに帰りました。