2020年5月24日 日曜日
保育室にバランスボールを2つ並べておくと、AちゃんとBちゃんが気づいて、柵を支えにして立とうとしていました。片足ずつのせて、ぐらぐらなりながらも両手で柵をしっかり持って立つことができ満足そうでした。2人で時々、顔を見合わせながら立っている姿はお互いに競争しているかのようにも見えました。しばらくしてから、Aちゃんがバランスボールを持って移動するとBちゃんも後に続きます。Aちゃんは柵の次に支えになる場所を探していました。そして保育室内をぐるぐる歩いてドアにたどり着くと、2人でまたドアを支えにして得意気に立っていました。小さな身体でしっかりバランスをとろうとしている姿が可愛らしくて、ガンバレ!ガンバレと心の中で応援していました。
また先日、幼稚園児の「子どもだけのうんどうかい」が行われた日、ひよこみかん組の保育室では、年長さんのリトミックを真似っこして遊びました。保育教諭が「ギャロップ♪みんなも跳んで~‼」とリズムに合わせてジャンプしながら誘いかけると、踊るのがすきな子どもたちは、自分なりに真似してぴょんぴょんと跳び始めました。幼児達は動きや表情など、何でも真似をして学んでいきます。特に異年齢からの学びは大きく、幼稚園児や保育教諭の動きに興味を持って真似て様々なことを身につけてほしいと思います。新入児達も園生活に慣れてきて、少しずつ“友だち”を意識し始めています。たくさん歌ったり、踊ったり、お話したりと楽しい遊びの環境を考えて、子どもたちにとって“楽しい場所”になるよう、また刺激を受けて学ぶ場所になるよう、日々心掛けていきたいです。