幼稚園の日記(ブログ)

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  2020年5月9日 土曜日

新型コロナウイルス感染症による緊迫した自粛生活に少し変化が見え始め来週から幼稚園は通常保育に戻りますが、引き続き人とのかかわり方には注意が必要ということでマスクは外せません。私も先日頂いた善意のマスクのりんご柄を付けていると幼稚園の子ども達がニコニコしながら話しかけてくれるのでなんだか人気者になったような気分を味っています。又、ぴよぴよの保護者の皆さまからも心温まる励ましの言葉を頂いて微力ながら保育を必要とされている方のお手伝いができていることを嬉しく思います。

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さて、いつも元気なぴよぴよの子ども達はゴールデンウィークの五月晴れの良い天気が続いて爽やかな風が吹くなか毎日散歩に出かけました。始めは近くのコンビニまで電車を観に行ったり足を延ばして幼稚園まで歩いたりしていましたが徐々に足取りがしっかりしてきてずんずん歩く距離ものびていっています。急な坂道や今まで歩いたことがない道、初めて見る場所や景色に子ども達は興味津々でワクワクしながら「あそこは何かな?お花があるよ,蜂に気を付けて静かに歩こう!」など草花や小さな生き物ちょうちょやダンゴムシなどに目を輝かせていました。

そんななか散歩道の近くに神社がある事を知り、裏の路地を歩いて神社まで行くコースも見つけました。

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途中ですれ違う近所の人達とは「こんにちは」と挨拶したり声を掛け合ったりと地域の人と触れ合ういい機会にもなっています。

ある日、幼稚園のたんぽぽ組さんが散歩に出かけたいのでぴよぴよさんに道案内をして欲しいと依頼がきました。そこで子ども達には「皆より少し大きいお友達が一緒にお散歩つれてってくださいだって・・。楽しそうだね」と話すとすぐにスタスタと先頭を歩き始めた2歳児達は歩き慣れた路地を進み、時々立ち止まっては道端の花を摘んだり目的の場所までもう少しだよ!と声をかけたりしながら地元の神社にたどりつきました。そしてたんぽぽ組さんに「神社の神様に早くコロナウイルスが治まりますようにお願いしているんだよ。」と話して皆でお参りすることにしました。皆神妙な顔で可愛い手をあわせていました。

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境内の周りをぐるっと一回りしてみると吹き溜まりに積もった落ち葉が至る所にあってそこを踏んで歩くとカサカサといい音がしました。

歩く無邪気な子ども達の姿に平穏な日常がここにあることに喜びを感じました。宅地の横に生えた小さな雑草は持ち帰りままごとに使ったりからすのエンドウで笛を作って「ぴー!」と鳴らしたり散歩の余韻を皆で楽しみました。

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おまけのエピソードを一つ

幼稚園の子ども達が3密を避ける為に分かれて生活していた屋外遊ぎ場ですが実はぴよぴよの子ども達は幼稚園の先生方が一生懸命に整備してくれた人工芝の山の遊び場で園児たちが来る前に隙をねらって遊ばせて貰いました。みつばっこハウスから手を繋いで回り路を歩いてきた子ども達は目の前に広がる緑の斜面を見たとたん「あれー!!みてー!」と指さしたかと思うと一目散にトコトコ登って上までたどり着いたとき目に入ってきたその景色に「わーすごい、やっほー!!」と思わず大きく手を振ってました。

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