2020年3月15日 日曜日
入園当初は泣いていた、もも組の子どもたちも、今ではすっかり園生活に慣れていろいろなことができるようになりました。
外やテラスから部屋に戻った時や、食事の前など要所要所で手に消毒するのですが、初めは手に消毒液を吹きかけても、キョトンとして不思議そうな顔をして、手をモジモジしていました。しかし最近では「シュッするのよ」の保育教諭の声かけに、手でおわんを作って出してくれるようになりました。そして消毒液を吹きかけると「ごしごし、ギュッギュッ」と上手に手をこすって馴染ませられるようになりました。1月に入園したばかりの幼児達も、シュッと手に消毒すると、当たり前のように両手をごしごしすり合わすことができるのです。積み重ねは大事だなと感じました。
食事もみんなでそろって「いただきます」ができるようになりました。今までは目の前に、お皿が置かれると待ちきれずに手をつっこんで口に入れようとしていた子が、隣の幼児が食べようとすると「まだ!」といって教えてあげる姿も見られ、微笑ましく思いました。「いただきます」が終わるとおいしい給食を早く食べたくて、手づかみで食べ始めても声をかけると”忘れてた”とばかりに反対の手に持っているスプーンやフォークを持ちかえて食べられるようになりました。月齢の低い幼児達にはスプーンですくうこともフォークで刺すことも難しいのですが、何とかすくおうと頑張っている姿にとても成長を感じます。
今のメンバーで過ごすもも組も残り少しになりました。できることを少しでも増やしながら、子どもたちと一緒に楽しく過ごしたいと思いました。