2020年3月4日 水曜日
昨日のぽかぽか陽気の桃の節句とは打って変わって今日はひんやりと冷たい雨でした。新型コロナウイルスの感染症の予防として、できるだけ戸外や広い場所で換気を十分にしながら遊べる時間を多くとってきました。雨が降ると、どうしても室内で過ごす時間が多くなりがちですが、三葉幼稚園は違います。日頃から「雨の日でも楽しい保育」を心掛けている三葉の教師達です。園内のあらゆる空間を遊びの空間へと変えて、子供達を迎えました。2階テラスにはマットを敷いてブロックや廃材遊びができる環境ができていました。1階テラスでは、プレ年少、年少組が廃材遊びをしていましたが、途中から魚釣り遊びが始まり、廃材で魚を作ったり広告を丸めて釣竿にしたりして楽しんでいました。そして、プールの部屋とホールは体を動かして遊べる環境になり、トランポリンや鉄棒、縄跳びなどをして伸び伸びと遊んでいました。
今後も園内の清掃や消毒、子供や職員の手洗い消毒、室内の換気等に十分に注意を払いながら子供達が安全に生活できる環境作りに努めていきたいと思います。
最近、ひまわり組ではペンダント作りをよくしています。先週のことです。卒園を間近に控えた年長さんへ今までお世話になった感謝の気持ちを込めてプレゼントを作ろうと話し合い、早々に作ろうと計画していた教師達に園長が声を掛けてくれました。「こんなに早い時期からプレゼントを作っていたら年長さん達に早く卒園してくださいと言ってるようなものじゃない?もっと別れが近づいてから作った方が子供達の思いや気持ちが込められるし伝わると思うよ。」その言葉に私ははっと気づかされ、子供達の気持ちよりしなければならないという思いが先行してしまったと反省したのでした。年少児が「年長さんにもあげたいと思える楽しくて大切な物」をプレゼントにしようと教師達で話し合い、今楽しい遊びの一つとしてペンダント作りの環境があります。私達は当初、紙を丸く切った物に花びらを付けたペンダントを送ろうと考えていましたが、子供達が考え出したペンダントは、花びらの形を耳や頭に見立てて作った動物のペンダントでした。子供達のアイデアや思いがたくさん詰まった素敵なプレゼントを、これから少しずつ作って準備していきたいと思います。