2010年11月15日 月曜日
今朝、バスで子ども達を迎えに行くと、道の両側の木々が、一段と紅葉していました。それに気づいた子ども達は「葉っぱが赤くなっとるね。」とか「いろんな色になっとる」と言いながら、自然と誰からともなく「真っ赤だな真っ赤だな」と歌が始まりました。身の周りの自然の変化にすぐに気づける子ども達の姿に、すごいなと感じながらバスが着くと「うわ先生。幼稚園の葉も前と色が変わっとる」と声が上がりました。桜の木はもちろんイチョウの葉も、葉の外側から少しずつ黄色に変化していました。そして、かばんを片付けた子ども達は、戸外へ出てくると、やはり落ち葉を使っての遊びが始まりました。
滑り台の下では、ひよこ組さんが台を置き「お金がないと滑れません」と手をだして葉っぱのお金を要求していました、そんなひよこ組の子ども達に”うっかり”といった顔をして、一番きれいな葉を探して渡す年長児の姿は、とてもかわいくて、傍で見ていた教師も顔を見合わせて笑ってしまいました。又、イチョウの葉を集めて花束にして持って帰る子もいました。自然の変化によって子どもの遊びもどんどん変化するおもしろさに気づかされた一日でした。
又、今日は、きりん組さんは、歩風里を訪問し、交流しました。最近は交流が重なってくるとマンネリ化してきているということで、副園長にアドバイスをもらって幼稚園の事を紹介する事になりました。自分の言葉で木工や、本物の包丁でのままごとで遊んでいる事を、作品や料理を見せながら話すると、とても興味を持って聞いて下さっていました。「僕達は、運動会のリレーで一番になりました。だから、いっとうしょう体操を踊ります」と言うと「すごいな。一等か。」と言って、たくさん拍手もして下さり、踊りも手でリズムをとりながら見て下さっていました。一人一人が自分のはなしたい事を考え、それを自分の言葉で伝えるという機会をもてた事で、今まで恥ずかしくて話せなかった子も、感じたり、考えたりする事ができました。このような交流を機会に、もっと子ども達と考えたり話し合ったりする機会を持ち、新しい事を学んだり、経験してりしていきたいと思います。
園内では遊んだ後の片付けを終えると、冬がおわって、春がくるのを楽しみに、年少はちゅうりっぷ。年長はパンジーを植えました。
又、今日は作品展の案内状を配布しました。まず、みんなの前で見せると「あ。この前、遠足で見たふくろうや。」と声が返ってきました。今回は、子ども達の作品に負けないように、目の部分に卵パックを使ったり、体はダンボールを使ったりと工夫してみました。又、目玉になったどんぐりも、子どもからたくさんある場所を聞いて、教師達が拾いに行きました。一つ一つ手作りしていくと、それぞれ表情の違うふくろうができて、私達もすごく楽しくなりました。そして、このふくろうには、二つの仕掛けがあります。一つは、持ち運びができるようになったり、壁にかけたりできるように、かわいいリボンがついています。そして、二つ目の仕掛けは写真が飾れるようになっています。作品展が終わったら、「ご案内」の表示があるお腹に写真を貼って、背中の支えを立てて、お部屋に飾ってもらえると嬉しいです。大切にして下さいね。