2020年2月6日 木曜日
今日は平成31年度の生活発表会でした。先週のリハーサルから更に気持ちを高めて練習してきた子供達は、今日が発表会本番ということで、「頑張るぞ!」と気合を入れてくる子や大勢のお客さんの雰囲気に不安そうな子など表情も様々でした。生活発表会は子供達が一年間で培ってきた知恵や創造性、表現力を発揮する機会であり、その過程では友達と考えたり話し合ったりして、主体的に集団生活を営む総合的な学習の場でもあります。
今年もプログラムは年長児が一文字ずつ習字で丁寧に書き、進行していきました。年中児のはじめの言葉で幕を開け、輝くみつばっ子達の生活発表会が始まりました。
プレ年少は、「ぞうさんのぼうし」を4番まで元気いっぱいに歌って、歌詞をよく覚えていたことに驚かされました。そして、カスタネットを使ったリズム遊びでは「カスタネットを付けられないお友達がいたら手伝ってあげてね。」という園長の言葉に子供同士でカスタネットを付け合って、楽しく打つことができました。オペレッタでは、「3匹の子ぶた」のそれぞれの役を元気いっぱいに演じて、壊れた家を自分達で動かすなど、自分でできることを頑張ってしている満3歳児に感心させられました。
年少児のオペレッタ「海のダンスパーティー」は、園長考案の年長さんの劇の真似っこから始まり、それぞれの役が言葉を交わして伸び伸びと踊ることができました。大勢のお客さんに恥ずかしがる子もいましたが、顔を隠しながらも舞台に立てたことは大切な経験になりました。踊り「おまめ戦隊ビビンビーン」は、正義の味方になりきって歌を歌いながら、指先まで集中してかっこよくポーズを決めることができました。そして、「アイアイ」の歌では、おさるさんの振りをつけながら可愛く歌い、たくさんの拍手をいただきました。
年中児のオペレッタ「アラジンと魔法のランプ」では、大道具や小道具の準備や出し入れはもちろんのこと、子供同士で声を掛けて助け合い、元気よく歌いながら演じることができました。「よさこいカンフー」の踊りは、元気のよい掛け声とかっこいいポーズで決めて、鳴子の音を合わせて一体感のある踊りになりました。「どじょっこふなっこ」の歌は、川の中をイメージしながら手をしっかりと動かして手話歌を表現していました。又、「ピクニック」の歌もリズムに乗って元気よく歌っていました。
年長児の劇は「みんなの心を一つにして頑張ろう!」と、どのクラスも気合十分でした。前日まで園長にアドバイスをもらいながら頑張って練習してきた成果が、今日は十分に発揮されました。
らいおん組の劇「くおうのえんこ」では、「心を一つにしよう!」を合言葉に頑張っていました。一人一人が意識をもって臨んだ本番でしたが、練習の時にはなかなか大きな声が出なかった子達が一生懸命に演じていたり、セリフを言う順番が重なってしまった時には譲り合ってセリフを言ったりして、みんなで考え、助け合って劇を進めることができていました。
ぞう組の劇「ひとつぶのむぎ」では、役になりきって表現することが目標でしたが、気持ちが吹っ切っれた子供達は力いっぱい表現し、今までで一番の笑顔で劇をすることができました。
きりん組の劇「いちょうだぬき」では、マイクから離れていても後ろのお客さんまで声を届けようと大きな声でセリフを言うことができていました。又、途中で起こったトラブルにも、子供達で助け合って乗り越えることができました。
くま組の劇「おににいりまめ」では、子供達の言葉の掛け合いが面白く、会場から笑いが起きていました。2日前に内容を変えた部分も今日は元気いっぱいに表現することができ、迫力のある劇になりました。
合奏「ボギー大佐」は、指揮者を中心に全員の心を一つにして音を合わせて演奏することができました。又、「切手のない贈り物」では、今までにお世話になった人達のことを思い浮かべながら気持ちを込めて歌いました。アンコールは「見上げてごらん夜の星を」を手話歌で、そしてもう一曲「キラリキラリ」を歌いました。年長児一人一人が一生懸命に手話で表現したり歌に思いを込めたりして表現する姿には、会場中が感動させられました。
本日は平日にもかかわらず、たくさんの保護者の方に参会いただきました。皆様のご協力に感謝いたします。又、子供達の演技にたくさん拍手をして励ましてくださり、ありがとうございました。