2019年12月17日 火曜日
今日は年長の手話がありました。令和元年の手話は今日が最後ということで”平成“と”令和“の手話を教わりました。”令和“の手話は指先を上に向けてすぼめた後、前に動かしながら緩やかに開きます。未来に向かって花の蕾が開くようなイメージだそうです。とても素敵な手話を見て「れ・い・わ」と呟きながら山中先生の美しい指先を意識しながら繰り返し練習していました。
明後日、木曜日は三葉幼稚園のもちつきになっています。今週に入って子ども達は「おもちつき楽しみ」と言って廃材で杵と臼を作り”もちつきごっこ“をしたり、「おもち大好きなんよ〜」と友達同士顔を合わせてくすくす笑ったりしていました。
毎年、年長児は2日前に大役をもらいます。”もち米洗い“です。エプロンと三角巾を着けて4クラスが集まり、園長に話をしてもらいました。いつも給食で食べている五分づき米ともち米を透明の袋に入れて見せてくれました。「これはみんなが田植えと稲刈りをしたお米の皮を少しだけ剥いたお米だよ。こっちはもち米。何が違うかな?」と聞かれると「色が違う!」と一斉に答えました。色の他にも食べた時の感触の違いや、使われる料理についても教わりました。「へぇ〜‼︎」と集中して話を聞いていた子ども達に最後に園長から「さて、なぜ古森先生は透明の袋にお米を入れたでしょう?」と質問がありました。するとT君がさっと手を挙げて「みんなが見てすぐ分かるため!」と答えました。さすが三葉っ子!こちらの意図まで分かるなんて!と大笑いした教師ですが、普段から子どもが集中して話を聞けるような配慮が必要だなとドキッとさせられました。お泊まり保育でもお米を洗った年長児ですが、前回よりも”お米を落とさないように…”と慎重に大切そうにもち米を洗っていました。
洗い終わった子ども達は「ふぅ〜」と一息ついて「一粒も落とさんかった…」「私、上手って褒めてもらった…!」と満足そうでした。
「明日おもちつきしたいよ〜!」という子がいましたが、それを聞いた他の子が「だめよ。古森先生、明日もお米水につけとくって言ってたでしょ。」と悟していました。「あ、そっかそっか〜」と言いながらワクワクした気持ちでいっぱいの表情でした。もちつきを冬にするのはもち米を水につけても悪くならない寒い時期だからということもあるそうです。そうなんだ!とまた1つ賢くなった年長児です(実は教師もです…)
令和元年の保育も後3日。子ども達が様々な経験を通して楽しめるよう教師一同頑張ります。