幼稚園の日記(ブログ)

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  2019年11月22日 金曜日

今日、朝登園すると、以前子ども達と作った藁の家のそばに子ども達が集まっていました。その様子に気付いた子ども達も次々と集まって来ました。朝、教師が出勤して園庭に出ると藁の家が半分壊れていて、どうしたものか眺めていたのでした。修復を試みましたが壊れた方の藁は別の遊びに使えないかと考えた園長が、つりかんの下にクッションの代わりに敷き詰めてくれました。それを見た子ども達は嬉しそうにつりかんをして遊んでいました。しばらくすると、さらに園長が集めた藁くずを拾って何か作り始めました。その側で見ていたKちゃんとEちゃんは何ができるのか興味津々で、じっと見つめていました。出来上がったものはなんと「藁のボール」でした!そのボールを貰ったKちゃんは嬉しそうに蹴って遊んでいました。いつもサッカーをして遊んでいる男の子達はそのボールを見つけるとすぐに近寄ってきました。ボールを受け取ったY君は自分たちが今までしていたサッカーボールと藁のボールを交換し、サッカーを始めました。いつもと違うボールで、サッカーをしていると知った子ども達が集まってきて大盛り上がりのサッカー大会でした。サッカーボールが出来上がると次は小さな手のひらサイズのボールを作ってくれました。今度はその小さなボールを使ってキャッチボールが始まりました。以前、年長児のマンダリン野球教室の様子を見ていた子ども達は、教師と上手にキャッチボールをして楽しんでいました。自分のボールが欲しいと思ったT君は「古森先生の作ったボールが欲しい」と、園長の作っているボールをじっと待っていました。完成すると、嬉しそうにボールを貰って教師とキャッチボールをしていました。

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藁ボールで盛り上がっている中、気の家では、何やら年少児達が楽しそうに遊んでいました。「煙突に触ると熱いよ」と言う子ども達の声が聞こえてきたので覗いてみると、家の中で火をおこしていたのです。3びきのこぶたの話の流れで作った木の家を今度はレンガの家に見立てて狼を退治するためにザルの中に藁を入れて火をおこしていました。昨日の焼き芋を間近で見ていた子ども達だからこそ藁を集めて火をおこす発想になるんだなと思いました。

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今日の給食は、胚芽米、はまちの塩焼き、肉じゃが、ドレッシングサラダ、キウイです。

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