2019年11月3日 日曜日
秋晴れが続いたある日、外で遊んでいた子ども達に運転手の古川さんが「畑の大根が大きくなっとるよ!そろそろ抜いた方がいい」と声をかけてくれました。
実は1週間位前に大根葉を収穫するつもりで畑に行くといつの間にか大根葉はもうすでに根が育って小さな大根が出来ていました。そこでそのまましばらく置いてみることにしました。それから時々古川さんが様子を見ていてくれもうそろそろ大きくなっているということでした。
早速畑に向かうと大根葉もこの前よりずっと大きく茂っていて子ども達がその葉を掴んで「うんとこしょ!どっこいしょ!」とまるで童話に出てくる大きなカブを抜くように一生懸命掛け声をかけながら引くとすぽーんと大きな大根がでてきました。
想像していたより立派な大根に思わず「わーすごい!!」「おいしそうな大根がでてきたよー!」と歓声が上がり、子ども達は抜いた大根を抱きかかえて嬉しそうに見せました。
1歳児も保育教諭が手伝うと自分も抜いたよ!とばかりに重い大根を一生懸命運んでいました。すると3歳のAちゃんが大根の葉っぱをちぎって「うさぎさんがたべるんよ!」と言いました。以前大根葉を抜いた時に収穫したばかりの新鮮な葉をうさぎが喜んで食べた事を覚えていたようでした。Aちゃんに続いてB君も大根の葉をちぎってはうさぎに「はいどーぞ!食べさせていました。
こんな大きな大根を抜いたのは子ども達はもちろん保育教諭も初めての経験でしたが土に触れて泥のついた大根を運ぶ子ども達の様々な表情を見ると保育教諭達が癒される出来事でした。沢山収穫した大根は後日給食の煮物の中に入れてもらって子ども達とおいしく頂きました。
屋外遊ぎ場の草むらや小さな畑にはミミズやダンゴムシ,バッタ、幼虫などの小さな生き物と触れ合い身近なところで収穫などの経験もできるのでその中で子ども達が得るものも沢山あると思っています。
さて屋外遊ぎ場内のみつばっこハウスで生活していたぴよぴよですが来週からは場所が変わります。今までよりずっと広いお部屋でそれも畳と転んでも痛くないクッション性のある床の両方がつながって快適そのものです。
利用される方はもとよりどうぞどなたでも遊びに来てくださいお待ちしています。