2019年10月2日 水曜日
送迎バスに乗っていると、田んぼや畑のあぜ道に咲くヒガンバナの赤色が目に飛び込んできます。
園の駐車場の片隅にもそっと咲いて、秋の風にゆれています。畑に秋茄子が実り、テラスに持ってくると、たんぽぽ組の子どもたちが触ったり匂ったりしていました。ぱんだ組の子どもたちに、茄子でどんな料理ができるかな?と聞くと、「しょうゆつけて食べる」「焼肉みたいに焼く」などと言っていました。よく見ていますね。
同じくテラスには、種がいっぱいつまったひまわりが置いてあります。子どもたちが一粒一粒取り、並べて数を数えていましたが、数えくれないくらいの量で、箱いっぱいになっていました。
ひめあちゃんの一粒の種から花が咲き、たくさんの種ができました。「ひめあちゃんは、こうやってみんなに種を分けてあげたかったんだね」と子どもたちに話すと、じっと見つめてうなづいていました。命のつながりを感じてほしいと思いました。
さて、今日は3か月ぶりの家庭弁当日でした。登園時、「お母さんのお弁当が入ってるからカバンが重た~い」という嬉しい悲鳴が聞こえてきました。また、泣いてぐずっていた年少さんに「カバンにお弁当が入っているからね」とお母さんが声をかけると、すっと歩いて行くことができていました。
お弁当の時間には、「ウインナーある人~」「は~い」「ぼくのは、カニさん」など楽しく会話していました。運動会の練習をがんばった後のお弁当は、一番のごほうびとなりました。
今、職場体験で三津浜中学校の生徒さんが来ています。子どもたちと一緒に砂場で穴掘りをしたり、得意な絵を描いて見せてくれたり、ひつじ組のTくんは、バッタの絵を描いてもらい、嬉しくてそれに色を塗っていました。子どもたちも年齢の離れた人とかかわる経験ができています。