2019年8月12日 月曜日
九州地方に台風8号が接近するという情報で、この日は雨が降ったこともあり 室内で過ごしました。久しぶりに廃材コーナーをを作ると、子どもたちは物珍しそうに箱をのぞき込み好きな廃材を見つけていました。保育教諭が新聞紙や広告を出してきて、丸め始めると周りにいた子どもたちも真似をして丸め始めました。新聞紙を丸めると、R君はヨーグルトの容器やプリンカップなどの小さな廃材を見つけて慎重にそれを入れていきました。今度は大きい廃材を取ってきて、丸めた新聞紙が入ったヨーグルトの容器・プリンカップを入れていきました。その中がいっぱいになると、中の廃材を横にずらして、隙間を作って入れ、全部入ると端っこを持ってグルグル回し、丸まった新聞紙を1つずつ取り出しては、また入れていました。そして、満足した様子で、今度はトイレットペーパーの芯に丸めた新聞紙を入れ始めましたが、なかなか入りません。苦戦しながらゆっくり・ゆっくり押して、入ることが出来ました。
また、Nちゃんは、Rちゃんが卵パックに丸まった新聞紙を入れているのを見て、卵パックを探してきました。見つけると保育教諭のところに持って行き、手伝ってもらって丸めていましたが、Nちゃんが作ったのは“ふわっ”となっていて、固まりません。思った通りにならなくて保育教諭に助けを求めていました。保育教諭が手本を見せながら「ギュッ・ギュッするんよ」と声をかけると、上手にギュッ・ギュッとして丸く固めることが出来ました。そして、新聞紙を力強く押して卵パックに入れました。卵パックがいっぱいになると、蓋をしていたので「テープでとめる?」と聞くと、うなずいたのでセロハンテープを渡すと上手に使って蓋のところに貼って、嬉しそうでした。
今まで、廃材遊びではテープを貼る遊びをしていましたが、今回の遊びを通して丸めたり・カップなどに入れたり・戻したりなど集中して黙々と遊んでいました。新しい環境を作ることで、子どもたちの主体性や集中力は高まっていくのだとR君とNちゃんの遊びを見て思いました。