2019年5月31日 金曜日
今朝の園庭は、いつもと少し様子が変わっていました。
イチョウの木の下にあったアヒルの乗り物とつりかんのそばにあった太鼓橋がいつものところから移動していました。
いち早くそれに気づいたひつじ組のT君!「あった!ここにあった!」と言って軽やかに太鼓橋の頂上まで登っていきました。そして頂上から両足を下ろし、ぶら下がると飛び降りて見せてくれました。T君に続き、ぱんだ組のY君は、頂上まで登ると手の向きを変えて足から一段一段折りて見せてくれました。すると「私もやってみようかな」聖カタリナ短大の実習生のA先生が名乗りを上げY君と同じようにやってみようとしたのですが、軽々とやって見せるY君やT君のように軽々とはいかず、改めて子どもたちの運動能力のすごさにびっくりしていました。あまりににぎやかに楽しそうな雰囲気に次々と小さい組さんたちも集まってきていつの間にか「太鼓橋のぶら下がりっこあそび」が始まっていました。
三葉幼稚園の園庭の固定遊具は、その時期の遊びの環境によって移動でき、又新鮮な環境となってそのたびに生まれ変わるから素敵です。
さて、園庭の真ん中には、遊びの中で盆踊りをしようと大きな丸を水線で描きました。するとちびっこ三輪車隊が次々とその大きな丸の線を走り始めました。三輪車のための大きな丸い道路ができ、いつの間にか三輪車隊が増えていきました。そこを渡ろうとするH君は、「横断歩道を作らなくっちゃね」と言っていました。ひとつの遊びが少し環境が変わるだけで子どもたちの楽しみ方やイメージもかわっていく様子を改めて見てますます頼もしく思えました。
片付け後は、散々遊んだ三輪車の道路で今度は、全園児で盆踊りを楽しく行い、今日大活躍の三輪車道路でした。
さて、今日は、午前保育!降園前にちょっとした事件!?がありました。最近幼稚園でちょっぴり困っている事!・・遊んでお部屋に入った後、靴や草履がテラスにたくさん並んでいるのです。帰る前、困るだろうと「片づけましょう」と放送したのですが、まだまだたくさん残っています。それを見かねた園長が、今度はこんな府に放送しました。「大変です!びわがなくなったのでカラスが今度は、靴を狙っています。!」と・・・
すると・・・集まってきました。次々と・・・。「からすはどこ?靴大丈夫?」と靴を片付けている子まで心配して様子を見に来ていました。と・・その陰でなんとテラスに飾ってあるびわを2人で大切そうに抱っこしているのです。りす組のAちゃんとYちゃんです。カラスにびわが食べられたら大変だと靴よりもびわを守らなくっちゃ!と思ったようです。そんな2人のことを微笑ましく思った園長は、「いいよ!そんなに大切に思ってくれるんならお部屋に持って行っていいよ」と言って花瓶の水を流すと2人に手渡してくれました。そして2人は、そーっとそーっと大事に部屋まで運んでいったのです。その話を園長から聞き、感動した私は、さっそくりす組のAちゃんYちゃんを取材にいくと、「園長先生にびわをもらったんだよ。」と言ってどんな風にびわを守ったのか皆の前で再現してくれました。おかげでりす組さんは守ったびわをみんなで分けっこして食べた様です。何ともほのぼのと心があったかくなり幸せな気持ちになりました。今日も子どもたちに感謝です。♡