2019年5月13日 月曜日
GWも明け、久々の登園を心待ちにしていた子どもたちは、部屋の中で自分が“したい”遊びをさっそく見つけて遊んでいました。
花形ブロックを出して遊んでいたNちゃんは保育教諭が同じ形のブロックをつなげてメガネみたいに顔に当てて見せると、ニコニコ笑顔で、寄ってきてそれを取って顔に当て、手で固定しポーズを決めていました。そしてメガネを下に下げたり、外して遠くに伸ばしたりして楽しんでいました。それを見ていたS君もNちゃんに貸してもらって決めポーズをしていましたが、自分でメガネを作りたくなったのか、オレンジのブロックを2個つなぎ始めました。しかし、なかなかつながらなくて「やって~」と保育教諭のところに持って来ました。「形が同じところをつなぐんよ」と手本を見せながら声掛けすると、上手につなげて嬉しそうに見せてくれました。メガネが作れて満足そうなSくんは、今度は同じ形を見つけて縦ではなく上に重ね始めました。「これなーに?」と聞いても答えは返ってきませんでしたが、重ねたブロックを頭にのせて遊んでいました。上や縦につなげられるようになったS君はいろいろな形を作って、自分なりの遊びをしていました。
また別のコーナーではカラー積み木を間隔をあけて並べているとT君が積み木と空間の高低を歩いて楽しんでいました。その近くにいた子たちもT君の真似をして、歩き始めましたが、空間が気になったO君は、隙間をなくしてつなぐとその上で寝転がりました。するとMちゃんもゴローン・Iちゃんは、小さな犬のぬいぐるみを持って、ゴローンとしました。Oくんは、その横に顔を近づけて話しかけていました。積み木の布団を掛けると、本当に寝ているみたいでした。
真似っこが大好きな子どもたちは、保育教諭の真似をしたり・子ども同士で真似をしたりして遊びをいろいろと変化させていくのだと楽しくなりました。子どもたちの遊びを観察すると身近なものを使って“こんな遊びができるんだ”と新しい発見ができます。子どもたちには教師が教えたりして見せたりするだけでなく見守って、観察することも大切だと思いました。