2019年5月7日 火曜日
10連休が終わり、久しぶりの登園となった子ども達は今日も元気いっぱいです。砂場で遊んでいたM君は、団地の道路を歩いて登園してくるT君を見つけると、走ってフェンスに近づき「T君!!おはよう!!久しぶり!!」と声を掛けていました。T君も部屋に持ち物を片付けるとすぐに「砂場に行ってきます。」と外に飛び出し好きな遊びを楽しんでいました。砂場では樋を長くつないで水を流していました。角度を付ける為になべやフライパン、キャリーを持ってきて「ここ持っといて!」「このなべでいけるはず。」「良いこと思いついた。」と友達とやり取りをする様子を見て、家庭で遊ぶのとは違う、幼稚園で遊ぶことの良さを感じました。
そして、たった10日ぶりの幼稚園でしたが身近な自然に多くの変化が見られました。登園してすぐにイチゴが沢山赤くなっていることに気づいたA君はイチゴがいくつあるか数え「83個あった。」と報告してきました。M君は「先生!先生!芽が伸びたイチョウが伸びとるよ。」と興奮し、何人ものお歩き登園の子ども達が「竹の子が大きくなっとる。」と友達と言い合っていました。
その沢山実ったイチゴをどうするか話し合っていると、園長が事務所前から、何かをもってきました。それに気づいた子ども達はすぐに「ビワや~!」と歓声をあげました。すると園長はおもむろに「ちょっと食べてみようかな。」と言って皮をむきわざと大きな口を開けると、それに合わせて何人もの子ども達も「アーン!」と口と目が開いていました。「食べたーい!。」と何人もが言うと「じゃあ年長さんがビワを採る?年少・年中さんがイチゴを採る?」と言ってくれ、みんなが「ヨッシャー!」と別れて採ることにしました。収穫したビワの数はなんと137個、お皿に10個ずつのせ13皿、残りが7個になりました。イチゴにビワ、みんなで収穫しわ分けて食べると味は格別です。まだ残っているビワはカラスとの知恵比べです。子ども達といろいろ作戦を考えています。金曜日には残ったビワに袋をかぶせようと決めましたが…それまでにカラスが気付いたら…と先生たちはドキドキです。