幼稚園の日記(ブログ)

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  2019年4月12日 金曜日

園庭に咲き誇り、春の訪れを知らせてくれた桜の花も、今朝は風に乗って舞い散っていました。砂場の周辺では、足を踏み入れるのをためらうほど、美しいピンクのじゅうたんが広がっていました。登園した子どもたちは、風に舞う花びらと競争して走ったり、両手ですくって息を吹きかけて飛ばしたりして遊んでいました。

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昨日、入園後初めての登園日となった年少さんの子どもたちは、担任の先生と一緒に包丁ままごとコーナーで野菜を切っていました。硬くて切りにくいかぼちゃを、扱いやすい大きさに教師が切っておくと、それをどんどん小さく切って「いっぱいきったよー」と嬉しそうに見せてくれました。

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年中・年長になった子供たちは、昨年経験している色水遊びを楽しみ、「こんな色ができたよ」と見せてくれて、水を多くしたら水色になったこと、にんじんで作ったからオレンジ色になったことなど、どのように作ったかを話すことができていました。すり鉢と棒の数が限られているので、順番を待つこともできていました。

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さて、幼稚園の駐車場にも春がやってきました。毎朝、畑の様子を見てくださっていた古森先生が、「スナップエンドウができているよ」と教えてくれました。早コースの年長くま組ときりん組のこ子どもたちが取りに行きました。古森先生が採って見せてくれた豆は開くと中の種が左右のさやに交互にくっついていました。どんなに振っても落ちない種は、栄養をもらうためにしっかりとつながっていることを知りました。根から入った栄養が、どんどん上に上がってきてここまで来るんだねと教えてもらいました。一人一つ採り、自分が採ったものと友達が採ったものとを比べて、大きさや膨らみ具合、形、長さなどの違いに気付き、話す姿がありました。その隣にはビワの木があり、緑の実がたくさんなっていました。大きな葉に守られている実もこれからどんどんオレンジ色になっていきます。アスファルトからタケノコが顔を出し「このままだと駐車場がボコボコになる!」と叫ぶ子もいました。いろんな発見をした畑を後にする時、りす組のKくんが「畑は楽しいことがいっぱいだね!」と満面の笑みで話していました。

私たち教師も自然に親しみ、自然と共に育っていきたいと思いました。

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