2008年3月5日 水曜日
朝一番、ドームのロープが凍りついてしまっているのを年中組のHくんがみつけました。そこでみんなでどうしたらいいか考えました。するとHくんが「お湯をかけたらいいんよ」と言ってままごとコーナーに寒い日には置いてあるお湯を持ってきてロープにかけました。するとくっついていたロープが見事にとれたのです。それから子どもたちの実験が始まりました。今度はアヒルの遊具の所へ行き底にはっていた氷を水の中に入れてみるとまたまた氷は溶けました。しばらく水の中に氷を入れて溶けるのを楽しんでいた所にAくんがお湯を持ってきました。そして「今度はお湯に入れてみよう」と言って今度はお湯の中に入れてみました。このように子どもたちはあれこれと自分たちで考えて試しながらいろいろなことを学んでいくんだと実感し、驚かされました。
朝あれほどひえこんでいたのに、日中はポカポカ暖かく子どもたちは今日も元気いっぱい戸外で遊んでいました。そんな中、さくら組では大型積み木を並べて遊んでいました。Nちゃんが「ここは海やけんねー、落ちんように」」と言うと、他の子どもたちがバランスをとりながら積み木の上を歩いて渡っていました。1人1回づつすると「じゃあー次」というNちゃんの掛け声で一斉に積み木の移動が始まりました。Tくんは長い積み木を斜めにし、Kちゃんは積み木を離して置くなどそれぞれに工夫が見られました。自分たちで考えてどんどんおもしろい遊びへと発展させている子どもたちの姿にとてもうれしく思いました。
今日はいよかんを持ち帰りました。Hくんは「年長さんが取りに行ってくれたんよねー」と言いながら袋に入れ、Sちゃんは「お父さんとお母さんにもあげるー」と大切そうに両手で包むようにして眺めていました。家族で幼稚園のことを話題にしながら味わって下さるところに大きな意味があるように思います。