幼稚園の日記(ブログ)

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  2010年9月3日 金曜日

 環境の変化に敏感な三葉っこたち。今日もバスが園に近づいて園庭が見えると「あっ!テントが真ん中にあるよ!」「テントが青色になっとる!」「テントの中に年中さんの運動会のおいとるよ!」とたくさんの変化に気付いていました。昨日は年長組のリレーの様子を見た副園長がトラックの真ん中の待機場所にテントを出してくれました。そして、「待つところを涼しくしたから、一生懸命走って早く涼しいところに戻ってきてね。」と声をかけてもらうとみんないつもより足が速くなったのではないかと思うくらい一生懸命走り、戻ってくると誰一人テントから出ることなくきれいに並ぶことができていました。その昨日出したテントが今日も出ていて、今日は子ども達の格好の遊び場になっていました。フラフープをしたり、年中さんが運動会でするゲームをしたり、年少組は、運動会でする踊りをテントの下でやっていました。「どんぐり団が♪どんぐり団が♪」の曲に合わせて手足を上に下に、踊っている子ども達全員が楽しそうに転がったり、つながったり。見ているほうも笑顔になって一緒に踊りだしてしまいました。暑さの続く中、園庭にできたとても涼しい魔法の空間をこれからも使いながら踊りやリレー、ゲームなどを楽しく進めていきたいと思います。

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 年長では先日から始まった牛乳パックのオブジェ作りをしていきました。牛の親子を作ることが決まり、今日は牛乳パックを200個、200個、100個に分けてお父さんの牛を作るクラス、お母さんの牛を作るクラス、赤ちゃん牛を作るクラスに分かれて作業を進めていきました。ぞう組はらいおん組と一緒にお母さん牛を作ることになりました。「俺らは足を作るけん体をお願いね。」「ここを押さえて!テープ持ってきて。」と役割分担しながら作っていました。「体を丸くしたいんよね。」「これくらいの大きさかな。」と少し不安を持ちながらそれぞれが作った足、体、顔を組み合わせてみると…。「やっぱり…。」みんながイメージする牛には程遠いスリムな牛ができてしまいました。「さぁ、これからどうしよっか。」と悩んでいると、副園長がのぞきに来てくれて「牛さんはもう少し長いかな。」とオブジェ作りに加わってくれました。『古森先生はいい事を教えてくれる。』ということを知っている子ども達。副園長の周りには次は何を教えてくれるんだろう。と期待する子どもがたくさん集まってきました。その中の一人のY君はセロハンテープをいくつも手につけ、副園長の声に反応し牛乳パックを貼っていきました。また、お乳を付けたかったA君は牛乳パックの先端を乳に見立てたのですが、「その小さなおっぱいでお乳は足りるのかな?」と言われて大きくすることにしました。今日は作っている途中に時間になってしまい終わったのですが、「牛さんのお母さんのお乳っていくつついてるのかな?お父さんは?お母さんは?図書室にも本があるから調べてみたら?」と宿題を出され更に張り切っています。サニーマートさんから頂いた、新品の牛乳パックはアレルギーの子も扱うことができます。このチャンスを活かしてたくさんの発見と気付きそして、協同で作ることの意味を子ども達と見つけていきたいと思います。

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