幼稚園の日記(ブログ)

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  2010年8月27日 金曜日

 夏季保育2日目の今日は、青コースの子どもたちが登園してきました。暑い中、登園してきて門を入ると、いち早くクジラの噴水を見つけた子どもたちは噴水を取り囲みました。そして、昨日の子どもたち以上に豪快に思い思いに水遊びを楽しみ始めました。Tちゃんは霧状の噴水が太陽に当たると虹が見えることを発見しました。又バケツに水を入れて回すと水がこぼれないことを知った年長児のTちゃんは何度も繰り返し回しているうちに、バケツの中の水がぐるぐると回っていることに気付きました。そして、自分で水の量を調節して試す姿もみられました。Tちゃんの真似をしてバケツを回してみた年少児のH君は水がこぼれてしまい、思いっきりぬれてしまう場面もみられましたが、自分はなぜ出来ないのか考えて取り組む姿がみられました。失敗したことから自ら学んでいくんだなと思いました。

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 ホールでは副園長がみんなに話をしてくれました。以前にECO体操で「蛇口はこまめに閉めましょう。」という歌詞があり、環境を大切にしようという活動がありましたが、副園長が「今日大変なことがあったんよ。」と語りかけると、子どもたちは真剣な顔をして、一体何があったんだろう?と副園長に目が釘付けになりました。そして、小プールの水があふれていたことを教えてくれました。「お水が無くなったらどうする?」と子どもたちに問いかけると、「困るー。大変なことになる。だんご虫さんも庭のトマトもお花も・・・そして、みんなも水がないと死んでしまう」と答えていました。私たち教師がプールに水をためいていたことを忘れてしまって、あふれさせるという失敗をしてしまったことは反省すべきことなのですが、そのことから副園長が子どもたちに分かりやすく水を大切にすることを指導してもらい、子どもたちは、また一つ大切なことを学びました。 そのあとはお誕生児の紹介をしました。「何歳になりましたか?」と聞かれると、どの学年も大きな声で答えている姿がありました。

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 話の後は各学年が運動会に向けた練習を楽しみながら取り組むことができました。年長児は会議室で移動の隊形を一つ一つ確認した後、ウェーブの練習をしたそうです。手をしっかりと伸ばして自分たちの満足いくウェーブが出来た様子で、らいおん組のN君は拍手をして喜んでいたそうです。年中児はプール遊びを時間たっぷり楽しみました。久しぶりのクラスごとに入るプール活動では、苦手だった子も顔をつけたり、泳いだり出来るようになっていて、担任は驚いていました。

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 また、年少児は身近なだんご虫やどんぐりの出てくる曲で踊るということで、とても楽しそうに元気いっぱい踊る姿が見られました。改めて子どもたちが楽しめる環境と雰囲気作りをすることの大切さを学びました。踊りを進めていく途中、教師たちの息が合わず戸惑うことがありましたが、副園長の流れを修正する言葉掛けによって楽しく進めることが出来ました。

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 今日の終わりのクラス活動でエプロンシアターをしました。どの動物がでてくるのか子どもたちは興味をすごく示してくれて「誰がでてくるのかな?」と問い掛けると、「くまさん、おさるさん」と答えてくれました。普段の保育の中でも子どもたちが楽しいと思えるよう今まで以上に研究していきたいと思いました。

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 またたんぽぽ組の子どもたちは、夏休み中おばあちゃん家に行ったことや海に行ってきたことを、とても嬉しそうに話してくれました。思い出をいっぱい作って、元気いっぱい登園してくる子どもたちに負けないで2学期も笑顔いっぱいの私でいたいと思います。