2019年1月20日 日曜日
保育園児の中には家庭でお兄ちゃんやお姉ちゃんが廃材で作ったものを見たり、園で月齢の高い子たちが廃材遊びをしているのを見たりして廃材に興味を持ってきている子がいます。そんな子ども達は廃材が用意されると嬉しそうに取りにきます。
Tくん・Rちゃんは、廃材の入った箱が出てくるとすぐにやってきて使いたい物を選び始めました。その様子を見たKくん・Yくん・Kちゃんもやってきて箱の中をのぞき込んでは、次から次へと手に取って好きなものを探していました。使いたいものを見つけると1つずつ両手に持って叩いてみて音を確かめたり、箱を見つけて中におもちゃを入れていったりする姿が見られました。
前から廃材で遊ぶことが多かった子たちは、適当な廃材を見つけるとままごとのおもちゃを入れて料理を作って持ってきてくれたり、小さな廃材を中に入れて「ケーキ!」と見せに来てくれたりとごっこ遊びに利用する姿もみられるようになりました。その姿を見て入園したばかりの子もプリンカップの中におもちゃを入れて真似て遊ぶ姿も見られるようになってきました。
長方形の箱を見つけたMくんは、中に入りそうなものを廃材の中から探してきて形を見ながら順番に入れていく姿が見られました。少しでも入りそうだと向きを変えてみるなど工夫をして入れていき、全部入ると満足そうに持ち歩いていました。
幼稚園児のように切ったり、テープで貼り合わせたりは、まだ難しいですが、1・2歳でも遊び方はそれぞれですが、自分で考えて遊びに取り入れていく姿が見られます。これからも子ども達の遊ぶ様子を見ながら、子ども自身が考えてやってみようとする姿を見守っていきたいと思います。