2018年11月30日 金曜日
自由参観、最終日の今日は朝からとても好い天気になりました。戸外では各コーナーとても賑わっていました。包丁ままごとのコーナーでは、ぞう組の男の子たちが料理作りに夢中になっていました。いつもは体を動かして遊ぶことが好きなH君もシェフになったかのように華麗な包丁さばきをみんなに披露してくれました。そして盛り付けも、きゅうりとにんじんで顔を作ると大根でお花、すりおろした野菜も回りに飾り、素敵なワンプレートが出来上がりました。出来た物はみんなに見てもらおうと、自分たちで名前と料理名を書いて机に飾るとみんなから「すごいね!」「大きくなったら料理人になれるね。」と言われH君は少し照れくさそうにしていましたが、とても嬉しそうでした。意外な才能にびっくりでした。
また今日は、明日(土)のフリースクールの予定だった干し柿作りが中止になったことで、「参観日中に干し柿作りをしてください」とメールを昨日流すと、「干し柿屋さん」が誕生しました。年長児たちがエプロンを着て、店員に変身です。エプロンが足りなくなると自分たちで包装紙を使ってかわいいエプロンを作りました。先週からお店屋さんごっこを経験した年長児は呼び込みや案内もお手のものです。「あまいかきです」とチラシを作って配ったり、「縄はいりますか?自分で作りますか?」と確認したり、「テントの下で縄の作り方の説明があります」と案内をしたりと本物の店員さんになりきっていました。でも今日は本物のお金でのやり取りです。教師と一緒にお金の計算をしながら、間違えないようにと慎重に接客をしていました。
今日、たんぽぽ青組はすみれ組と一緒に合歓の木に、たんぽぽ赤組とちゅうりっぷ組はケアフル竹原に施設訪問をしました。今年度いろいろな経験をさせてもらっているたんぽぽさん。今回は年長さんたちの代わりの施設訪問です。どんな風になるのかドキドキしている教師をよそに子どもたちは「おじいちゃん、おばあちゃんに元気をあげる!」と張りきっていました。そして、いざおじいちゃん、おばあちゃんの前に立った子どもたちは少し緊張していたようで「にこにこ笑顔」がなかなかでません。緊張をほぐすためにとみんなでにらめっこをすると、子どもたちもおじいちゃん、おばあちゃんにも笑顔がでてきました。それからは手遊びを一緒にしたり、じゃんけんをしたり子どもたちも楽しんですることができました。
最後は歌です。子どもたちが大好きな「まつぼっくり」と「きくのはな」を歌いました。きくのはなは、歌詞の最後を変えて「おじいちゃんにあげよう♪」「おばあちゃんにあげよう♪」と子どもたちが手でお花を作って差し出すとおじいちゃん、おばあちゃんも優しい笑顔で受け取ってくれました。楽しい時間はあっという間で、帰りはみなさんに「また、くるね!」と言い、握手やタッチをしてお別れをしました。次に会える時は、子どもたちも大きくなって成長した姿を見ていただけたら嬉しいなと思いました。