2018年10月22日 月曜日
屋外遊ぎ場で運動会をすることに決まってから、度々遊びに行くことから最近子どもたちは遊ぎ場に行くのを楽しみにしています。登園するとテラスや隣の部屋で遊んだり、幼稚園の運動会の踊りやかけっこを見たりしていますが、遊ぎ場に行く時間になり保育教諭が「お部屋に入って」と声をかけると素早くお部屋に入り、「帽子を被って」と声をかけていないのに帽子を被り始めます。黄色帽子の子たちが被ると、ピンク帽子の子たちも真似して被ります。日々の生活の繰り返しの中で子どもたちの習慣として身に付いていくのだと思いました。
遊ぎ場まで歩いていると、幼稚園バスが停まっているのを見て「バス」と言いながら嬉しそうに運転手さんに手を振ったり、「カンカンカン」と音が鳴ると「電車」と言いながら目を輝かせたりしている姿が見られます。
遊ぎ場に着くと、必ず築山に行って登り始めます。頂上には、端っこの方に木の板があり顔が出せるように穴が空いています。そこから、Aちゃんが顔を出すとHちゃんH君も真似をして「オーイ」と保育教諭に呼びかけました。「オーイ」と返すと、とても嬉しそうな顔で笑います。
ちびっこハウス側には広い滑り台があります。築山から滑り台まで全力で走っていくと今度は、階段を順番に守り1段1段上がり保育教諭に「バイバイ」と言いながら滑り降りてきます。
滑り台の上ではテンションが上がり友達と「キャー」と叫んで大騒ぎ・・・。そしてY君が滑り始めると周りの子も真似をしてきちんと座って「ワォーッ」と声をあげたり大きな声で「行ってきまーす」言ったりして滑っていました。
一方、丸い階段を見つけたHちゃんは登り始めましたが、少し怖かったようで降りてしました。S君は怖い顔をせず、ニコッと笑いながら上まで登っていきました。
上を覗いて見ると「いらっしゃいませ」とお店屋さんをしていました。Y君が「ラーメン下さい」「あめ下さい」と注文するとK君がお料理をして渡しました。Y君は「ありがとうございます」と言いながら保育教諭と半分して「美味しいね」と食べる真似をしていました。Y君の様子を見ていると遊びの中でお礼を言うことができていて、ごっこ遊びは子どもの発達を助長するのに大切な遊びなのだと思いました。