2010年7月2日 金曜日
今日は園内では朝一番に「ドンドンドドン♪」と太鼓の音が鳴り響き、気持ちが高まってくる感じで保育がスタートしました。楽しそうだなと思って聞いてていると、太鼓の音だけではなく「ソレ!ソレ!ソレ!ソレ!」と元気な掛け声も聞こえてきました。副園長の提案で夕涼み会に華を添える太鼓に掛け声を入れてもっと楽しくしてはということで掛け声も入れることになったのでした。らいおん組のT君はとてもはりきって元気のよい掛け声をかけていてとても凛々しく見えました。きりん組のYちゃんは手を高く振り上げてリズムにのってかっこよくとてもはじめてとは思えません。
そして、今日はぞう組とくま組の子ども達が待ちに待ってた高島屋主催の[ちびっこたなばたまつり]の日・・・・。そんな太鼓の音と掛け声に後押しされて高島屋へ出発しました。高島屋に到着すると子ども達は出迎えの店員さんに元気に挨拶をしてエレベーターにのって8階スカイドームに着きました。ドームではいっぱいのお客さんとテレビカメラが待ち構えていて、子ども達も教師もちょっぴり緊張して位置に着きました。この「ちびっこたなばたまつり」は松山市内の私立の5園の幼稚園児たちが集まってたなばたの行事を祝う催しです。日本の夏の行事である七夕祭りをちびっこたちに楽しんでもらおうと高島屋さんが中心になって企画していただき実現しました。内容の計画から進行は5園の教師達が役割を分担して進めて行きました。まづは七夕のお話の大型紙芝居です。子ども達はとても真剣に聞き入っていました。
大型紙芝居の後はいよいよメインの笹の飾りつけです。この日のために自分で飾りを考えたり、飾りを家で作ってきたりして用意してきたたくさんの短冊や飾り物を、子どもの背丈の何倍もありそうな大きな笹にウキウキして飾り着けていきました。少しでも飾りがよく見えるように背伸びをして高い所につけたり、「これ僕が作ったやつや!」と作った時のことを思い出しながらつけたり、あの大きな笹が見えないほどいっぱい飾り、ホールがキラキラと輝いて見えました。
[きらきらぼし]の合奏では、5園の代表の子ども達が分担して銘々に練習してきた楽器で、最初で最後の合奏を見事に演奏してくれました。そして、NHkテレビからいよかんワイドのオープニング出演を依頼され、照れくさそうにしながらも緊張感をもって収録することが出来ました。その後の合唱で歌われた「夢をかなえてどらえもん」は、幼稚園で初めて歌ったときも「知っとる!」と興味を持って歌っていましたが、本番でもリズムにのって体をゆらしながら歌う姿が見てとてもかわいくて思わず私も子ども達と一緒に口ずさんでいました。
幼稚園に帰ると,年少児と年中児、そしてひよこ組さんが、まつちかタウンに飾る笹飾りをきれいに飾り付けていました。浸し染めで作られた短冊は本当に温かくて素敵でこれでこそ三葉の笹飾りだと感動しました。年少組さんも初めての七夕飾りが取れないように教師達に手伝ってもらって慎重につけていきました。これらの笹飾りは高島屋とまつちかタウンに7日まで飾られています。どうぞ皆様お立ち寄りください。