2010年7月1日 木曜日
雨が降ったり、じめじめしたりと、崩れがちだった昨日までの天気から、今日はからっと晴れて、汗がにじむほど暑い1日になりました。
前々から、戸外に魚釣りコーナーが出て、たくさんの子どもたちが魚釣りや魚作りを楽しんでいます。そこで、今日は趣向を変えて、テラスに『カニ』や『イカ』や、『少し大きな魚』など、作って吊るしておいてみました。すると早速、「私も作りたい。」と言って、何人かの子ども達が集まってきました。年少さんも、プラスチックのカップやトレイなど、好きな廃材を選んで、魚を作りました。いつも使っている水性マーカーとは違って、油性のマーカーを使うのがなんだか新鮮で、じっくり何の色にしようか悩んでいる姿を見られました。「針金も通していい?この頭の所につけたいんよね。」と言って、自分たちで考えた魚を頭の中でイメージしながら作っているようでした。「とってもかわいいお魚さんができたね。」と言うと、にっこり微笑んでそろーっと釣り掘りに浮かべました。「わ。プカってなった!」と言ったうさぎ組のJ君の目を見ると、嬉しそうで、また少し得意そうに見えました。自分で作って浮かばせた魚を釣るのが楽しくて、けっこう長い時間釣って遊んでいましたが、少し釣りにくかったのか、「今度は針金を上につけないかん。」と言っているJ君の顔が真剣で、遊んで考えて工夫して楽しんでいる姿に、「次がんばれ!」という思いで見守りました。夕涼み会には釣り堀りコーナーにみんなの魚がいっぱい泳ぐことでしょう。
園庭の真ん中に、やぐらに見立てて大きな傘が立ちました。今日はそこがカラオケコーナーになりました。デッキを用意すると、年中さんが、すぐに舞台に上がって歌い始めました。友達の歌声を聞いて、知らず知らずのうちに、お客さんの席はいっぱい!!初めて経験する年少さんたちも、「次は僕が歌う!」「私はしゃぼん玉がいい!」などと、次々リクエストし、順番を待ちました。時には順番を待てず間に割り込もうとしてしまう子や、マイクを持ってポンポンと叩いたり、大きな声でしゃべったりしてしまう子もいるので、みんなで楽しく遊べるように、正しくマナーを教えていきたいなと思います。本当はもっと早い時期から、カラオケコーナーを出して、魚作りと共に、夕涼み会を意識して、保育に組み込んでいけてたらよかった、という教師の反省があります。あと1週間になりましたが、毎日の遊びの中でも、『夕涼み会』の雰囲気を感じて、楽しめるように環境の作り方も考えていきたいと思います。
また、今日、年長は眼科検診に行きました。「○○組の○○です。お願いします。」と1人1人がしっかり言うことができました。眼科の先生の評価は、例年より弱視の子どもが少ないということでしたが、前髪の長い子が多く、そのことが弱視の原因や瞳のキズになるかも知れないという心配があります。前髪は短く、または上にあげること、プールのある夏場は髪もできるだけ短く清潔にすることをおすすめします。