2008年3月1日 土曜日
木曜日からお米洗いや、お芋ふかし、あんこ作り、よもぎ摘みなどの準備を子ども達と楽しみながらしてきて今日はいよいよ、お餅つきです。心配していたお天気も回復し、暖かい日差しが春の訪れを感じさせてくれました。
昨日のお帰りの時にひよこ組の子ども達にお餅つきの話をして「ぺったん、ぺったん、ぺったんこ、おもちをつきましょ、ぺったんこ」と歌に合わせてつくまねをしてみたり、お餅を丸める仕草をしてみたりして遊んでみました。
まねっこするだけでも楽しくて、ワクワクしながら降園した子ども達は、今日本物のお餅つきを見ると、とても嬉しそうにうすに近づいていって「おじちゃん、おもちつきしよるん?」「がんばってよ」という声をかけていました。
そして大きな声を張り上げて「ぺったん!ぺったん!」とついているリズムに合わせて声援を送り、早く自分達の番が来ないかと心待ちにしていました。子ども用の小さなきねでも、ひよこ組さんには持つだけで精一杯、だけどおもいっきり力を込めて振り上げようとする可愛らしい姿が見られました。そしておいしいお芋のお餅が出来上がりました。
丸めるときも小さな猫の手のように手の甲を丸くして、やさしく丸める姿がありました。
又、お部屋で丸めるために待っていたぞう組さんは、つき上がったお餅が運ばれてくると古森先生がちぎった1個を奪い合い、思わずお餅に飛びついてしまった為に、白い粉の上にダイビングしてしまいスモックの胸のところまで真っ白けになってしまいました。
「こら!!何してるの?年少さんでもそんなことしないよ」と大目玉をもらってちょっとしょんぼり・・・手も顔も白くなったお互いの顔を見合わせて苦笑してしまった一幕もありました。次のきな粉の時には上手にできて誉められ、幼稚園生活最後のお餅つきにまた一つ思い出が増えました。
今年はお餅つきの写真をグループごとについている場面で撮ってみようと話し合い、子ども達がついている自然な姿が写せました。
もしかしたらきねを振り上げて、顔が隠れてしまっているかもしれませんが、お餅つきの楽しい様子が伝わる1枚になればいいな、とおもいます。