2010年6月29日 火曜日
今日は一階のテラスにお知らせボードが用意されていました。そこに副園長が、「おはよう、きょう ねんちょうさんは たうえにいきます。9じ40ぷんにあつまってください」と、かわいいカエルの絵を描いて掲示してくれました。登園してきた年長児達は、声に出しながら文章を読んで、「フンフン!」とうなずいて、部屋に上がって行きました。
小雨が降ったりやんだりの不安定な天候でしたが、昔の人は、雨の日でもカッパを着て田植えをしたとか…。何だか風情を感じ、その雨も心地よく楽しいひとときになりました。今回は1人4株植えるということで、もう一度苗の持ち方をおさらいしました。そして、恐る恐る田んぼに足を踏み入れる子ども達に、「みなのものっついてこいっ!!」の掛け声に続いて、ズボーズボーッと副園長の足並みに合わせてついていく子ども達!!田んぼの中に入る瞬間が何とも言えない感触で、一歩ずつ足を踏み入れると、泥に包まれるような状態になり、子ども達は手足でバランスを取りながら進んでいました。思わずバランスをくずして尻もちをついてしまった子も、副園長の「平気平気♪」の声に、何だか楽しそうでした。田んぼの端から端までの距離、12mを歩ききることにすごく意味があるなと感じました。
先日、園内で田植えの練習をしたことを思い出して、足跡が付いているのに気付き、泥を平らにするYちゃん、慎重に苗をさして、そぉっと手をぬくKちゃん、遠藤さんにも「上手に植えれとるなぁ」と褒めていただきました。ミミズを怖がって泣いてしまったMちゃんは、副園長に田んぼの真ん中まで抱きかかえられて行きそこから植えたり、足を怪我して田んぼに入れないSちゃんは、田んぼのきわに植えたりして、全員が田植えをすることができました。みんなで植えた苗が大きく育つように願いながら園に戻りました。