2010年6月17日 木曜日
今日は、昨日いちごを虫に食べられてしまったということで登園してきた子どもたちは、「いちごが赤くなっとる!早く取らんと!」と言って集まって来ました。そして、一番に見つけたくま組のK君たちは、自分が見つけたということを周りの子たちにアピールしながらいちごを取っていきました。
また、今日はトマトのりりこの実の頭のところが黒くなっていることに気付き「うそぉ」と驚いていました。そして心配そうにその実を手に取りました。黒い部分は【尻腐れ症】という症状で過湿、過乾によるカルシウム不足からなるそうです。今日、液肥をまいたので、明日からまた観察していきたいと思います。
もう一つの発見は、トマトの鉢を持ち上げた時のことです。そこでは、だんご虫の赤ちゃんが産まれていて、お母さんのお腹から5匹以上の赤ちゃんだんご虫が次から次へと出てきました。だんご虫は、たくさんいて、子どもたちは親しんでいますが、お母さんだんご虫のお腹から出てくる赤ちゃんだんご虫を見たのは始めてでした。植物の観察だけでなく、その周りの虫達の観察も、子どもたちとしていきたいと思います。
くじら組のSちゃんが持ってきたびわの種は、6月8日に水につけると昨日根が出て、今日は土に植えていたびわの種がら根が出ました。びわの話を聞いてから、いろいろな種を植えている子どもたち。私も生長を見るのが楽しみになっています。
一方、年長・年中は、さつま芋の苗植えをしました。年中児が初めてで・年長児が2回目ということで、副園長がじゃが芋・さつま芋を使って苗のでき方の違いについて分かりやすく話してくれました。「じゃが芋は、半分に切って植えるけど、さつま芋は、さつま芋ができた時にできるつるを植えること。そして、根っこから栄養をもらって大きくなっていくことまた、お芋さんの苗は、ここで自分の力で生きていくこと、みんなも幼稚園ではお母さんと離れて自分のことは自分でするよね。つるのところどころから根っこが出てくるので、立てて植えるのではなく、横にして植えること、みんなも立つ時は、逆さにはならないよね?」と話すと子どもたちはニコニコ笑って聞いていました。年中児も、植える時には、その約束事を守ってつるの上下を確認して「こっちかな?!」と言いながら植えていました。初めてのことで緊張していたけれど、楽しんでみんなで400本植えることができました。ミキスタディーの子どもたちも、話を真剣に聞いて一緒に「よいしょ、よいしょ」と言って力を込めて土をかぶせていました。
明日は、プール開き・カレーライスパーティーがあります。私も、子どもたちも、とても楽しみです★”