2010年6月17日 木曜日
今日は、昨日の雨がうそのように晴れて、戸外では、いつものように元気いっぱいの声が聞こえてきました。バスから降りると、門のすぐ横では、木曜日からシャボン玉のコーナーがでていて、そこでは、年少児から年長児までが一緒になって石鹸を削っていました。ひよこ組の子ども達もお兄ちゃん達を見よう見まねで一生懸命削っては、ぬるま湯を入れますが入れすぎてなかなか程よいシャボン玉液ができません。それを見た周りの年長児がこれできるよと自分達がしていたものを貸してあげたり、一緒に作ってあげたりする姿がみられました。
くま組さんが、朝顔に水をあげていると、副園長が「ああ、イチゴがこんなになっているのに、虫さんに食べられてるわ」とつぶやくと、すぐ横にいたM君達が「たいへん」と言ってイチゴをとり始めました。きれいなイチゴが10個虫に半分食べられたイチゴが10個ありました。そして、副園長がもう一つつぶやいた。「そういえば、駐車場の畑にもきゅうりが2本大きくなっていたよ。虫さんがくる前に……。」と、言う言葉を聞き逃さず子ども達は、急いで駐車場の畑に行きました。すると、すっごく立派に育ったきゅうりが2本。それを見た子ども達は、「うわ、でっかい」と、とても驚いていました。そして、一枚葉っぱをめくってみると、きゅうりのすぐそばの土の上には、ダンゴ虫の大群がねらっていたのです。それを見つけた子ども達は「早くとらんと、食べられてしまう。」と言って大急ぎで収穫しました。イチゴの収穫からきゅうりの収穫まで副園長のつぶやきを聞き逃さず反応していたM君は、とりたてのきゅうりには、とげがあることを知り、その理由を副園長から教わりました。そこで、収穫したてのきゅうりを持って各クラスを周りました。まず、「触ってみて、どうしてイガイガがついているでしょうか。正解は、人間・虫から守るためです。」と、副園長から教えてもらったことを他のクラスの友達や先生達に伝えていました。また、お昼には、M君が、「イチゴが10個も虫に食べられてました。先生達も反省して下さい」と放送がありました。これからも、トマトやきゅうり他の野菜もあるので、私達自身も気をつけて見ていきたいと思いました。
また昼食時にたけのこの『ハチク』を使った料理を副園長が作ってくれました。ピーマンや園でとれたにんじんも入れて野菜たっぷりでしたが、とってもおいしくて、ひよこ組の子ども達は、ごはんをもらう小鳥のように自分の番が来るのを大きく口を開けて待っている姿がありました。一口食べた子ども達は、食べ終わると「おかわり、おかわり」と口々に言っては、大きな口を開けて待っていました。初めて食べた子ども達もとってもおいしく食べることができました。この『ハチク』は、M君が大洲のおばあちゃんのところからとってきて幼稚園に持ってきたものでした。
今日から新しく『海の家』もできて、さかなつりのコーナーが出ていました。また、ルールを守って子ども達と遊んでいきたいと思います。