2018年3月15日 木曜日
青空が広がる中、第46回卒園式が行われました。笑顔いっぱいで登園してきた子ども達は各担任にコサージュを胸に付けてもらってとても嬉しそうでした。9時30分卒園式の開始です。お父さんやお母さん、そして先生方に見守られながらドキドキ緊張感いっぱいの入場です。みんなが大好きな「ありがとうの花」を歌いながらの入場は、本当にかわいく三葉っ子らしい姿だったと思います。いつもに比べて緊張した趣きで卒園証書を受け取る姿はとても誇らしげで一人ひとりの大きい成長を感じさせられる瞬間となりました。園長先生のお話では、お孫さんは、どんなにお母さんに怒られてもその場を離れずある日、お母さんにこんなお話をしたようです。「僕は、産まれて来る前に空の上で神様からどのお母さんの所に産まれていきたいのか選びなさいと言われて3人のお母さんの中でどのお母さんに行こうかなと考えてこのお母さんを選んで産まれてきたんだよ」と話したようです。園長の話は、会場中を感動の渦でいっぱいに包み心打たれるものでした。
わかれの言葉では、卒園児を兄や姉に持つ在園児が代表としてお祝いの言葉を言ってくれていつも以上に背筋が引き締まる瞬間となりました。いよいよ卒園児のわかれの言葉です。大きな声で一人ひとりが胸をはって言葉を言う姿はまさに「小さい人から大きい人」へとなった瞬間となりました。
いよいよ卒園式退場です。司会の先生が「卒園児退場」の言葉を言ったその時です。卒園児から「ちょっと待ってください。古森先生、前に出てください」の言葉があり、会場内は「何が起こったんだろう」とどよめきました。これは、子ども達が考えたサプライズです。きりん組、くま組、らいおん組、ぞう組のクラスで相談した内容をメッセージにしました。メッセージには「色々なことを教えてくれてありがとう」「いつも心を込めて一生懸命頑張ることができるようになりました」「魔法の言葉を掛けてくれてありがとう」「仲間になる話をしてくれてありがとう。私達が仲間を守ります」と書かれていました。サプライズだったこともあり保護者の方はもちろんですが職員も感動で胸がいっぱいになりました。
三葉幼稚園の保育は、常に子ども達のことを一番に考えています。いつも子どもが主役になるよう、園全体で考えています。担任だけではなく、色々な先生方がかかわってくれる素敵な幼稚園です。今日、卒園した141名はこれから色々な小学校へ就学します。私達が胸をはって送り出した子ども達です。これからも笑顔を大切にそして、心の中で「ありがとうの花」を沢山咲かせて欲しいと思います。
保護者の皆様、大切なお子様を私達に預けて頂いて本当にありがとうございました。心より感謝しております。
明日、明後日は自由登園日です。沢山の子ども達が来てくれることを楽しみにしています。