2017年11月20日 月曜日
1歳児のAちゃんはお人形遊びが好きで登園してくるといつも赤ちゃんのお人形を抱っこしています。そして時々赤ちゃんの洋服を選んで着せ替えをしています。以前までは初めから保育教諭に着せ替えたい洋服を渡して着せて欲しいと言ってきていたのですが最近は自分で着せようとおぼつかない手で一生懸命チャレンジする姿が見られています。服を上手に着せることは難しいようですがスタイを自分一人で赤ちゃんにつけることが出来ると満足そうに笑っていました。そして自分のお気に入りの絵本を持ってきて、赤ちゃんを膝にのせて読んであげていました。赤ちゃんに優しく話しかけながら絵本を読んでいるAちゃんの可愛い姿にとても心癒されました。
1歳児のMちゃんは赤ちゃん人形を抱っこして布バッグを持つと「お買い物行ってくるね!」と言ってテラスへ向かって歩いて行きました。そして戻ってくると布バッグ入れていたままごと用の食材等を出して、「あーん」「おいしい?」などと声をかけながら赤ちゃん人形にごはんを食べさせていました。
別の日、テラスでお人形を寝かせている友達を見るとMちゃんもその中に加わり、バンダナを布団代わりにしてトントンしながらお人形たちを寝かしつけていました。「ねんねするよ」と話しかけながらトントンしている姿は保育教諭の仕草そのものです。
1・2歳児合同保育をしている時は、1歳児や2歳児でも自分より年齢・月齢の低い子を可愛がったり泣いていると優しく頭をなでたりしている姿が見られます。人形遊びを通して自分達が大人から受けた優しさ、相手を思いやる心が伝わりその心が子ども達に引き継がれているのだと思いました。この幼児達の心の育ちを大切にしてこれからも充実して遊べるよう見守っていきたいと思います。