2017年11月5日 日曜日
幼稚園児たちが作品展に向けて、制作を盛んにしていることから2歳児も、廃材を使っての廃材遊びをする姿が見られるようになってきました。廃材は普段、ままごとでも使っているので、机の上に出しておくと、寄ってきて次々持っていき、すぐなくなります。「何か作ろう」とセロハンテープを持って声かけすると、机の前に座って待っている幼児たちに驚きました。セロハンテープに慣れている幼児は、好きな廃材をとって、すぐにテープでつなぎ、「めがね」や「ぼうし」と作っていました。中には、セロハンテープが上手く切れず、手にくっついたり、のばしすぎて丸くなってしまったりして、テープと格闘している幼児もいました。
2歳児のAくんは、セロハンテープを切ると、箱にぺたっと貼って、その上を触りながら「貼れた」と嬉しそうに箱を持っていました。2つの箱を並べて持っていたので、セロハンテープで連結させると、2つがくっついたことに気付いて、両端を持ち、空中をとばせていました。セロハンテープを使おうとして、からまってしまったBくんは、Cちゃんと一緒にセロハンテープを元に戻そうとがんばっていました。そしてセロハンテープが、元通りになると「できたっ!」と2人で顔を見合わせて笑っていました。
セロハンテープは、”切る” ”貼る”という作業がありますが、それぞれの幼児にあわせて様子を見ながら援助していっています。楽しく廃材あそびできるよう、また発想を広げられるよう声かけしながら見守り、安全に使えるように援助していきたいです。