2017年10月30日 月曜日
先週と同様、台風明けとなった今朝の園庭では、風がピューピューと吹いていました。登園して戸外へ出てくると「寒いさむい!」と言って身体をすくめている子どもたちも見られ、年中児は教師の呼びかけにより鬼ごっこをするなどして、身体を動かして遊ぶ姿が見られました。
さて、週末の雨のおかげもあり幼稚園ですくすくと成長していたものがありました。先日から話題になっている「しいたけの木」です。テラスに置かれた椎茸の木には、とっても大きく成長したしいたけがなっていました。考えると、収穫したのはつい先日の木曜日でした。その時は1㎝にもなっていなかった赤ちゃん椎茸がたった4日でこんなにも大きくなっているのには、驚きです!!園長からは、傘が大きく成長することで根を守っていることや週末にたくさんあめがふり、ジメジメとした空気が大好きな、きのこの種である”菌”がどんどん増えて生長したことを教わりました。たくさんできるので「各学年1クラスずつ収穫して良いよ。」と言ってもらい、今日はらいおん組・ぱんだ組・すみれ組が4つずつ収穫することができました。
今日の献立であるカレーうどんに、今までに収穫できた干し椎茸と一緒に入れようかと考えていましたが、、、せっかくの収穫したての新鮮なしいたけなので「一番美味しい調理法はしょうゆで焼いて食べるのだよね。」という先生のつぶやきを聞いた園長が特別に焼いてくれました!数がたくさんはなかったので青コースの友達で分け合うことになりました。小さいお皿に取り分けただけで香ばしい香りがしていました。「いいにおーい!」と言いながら香りを楽しんだ後に1切れずつ食べました。できたてをすぐにいただいたので「おいしい」「もっと食べたい」「唐揚げのあじがする~」などそれぞれが味わって食べていました。いつもは椎茸を苦手だと感じている子もいますが、全員がおいしい!と言って食べる姿を見て、食育って凄いと感心するほどでした。そんな風に秋の味覚に触れることができた、貴重な1日になりました。
すみれ組の子どもたちは、運動会や遠足を経験し、クラスでまとまってそこここで遊んでいる姿がみられるようになりました。 「先生!かくれんぼがしたい!」と言ってきたR君に「1人ではできないよ!お友達誘ってきて!」とひと声かけると、クラスの友達の元へ行き声をかけてどんどん集まってきました。クラスで歌う「やきいもグー・チー・パー」をきっかけに、じゃんけんを覚え始めた子どもたちは鬼をじゃんけんで決めました。なかなかタイミングが合わず何度もあいこを繰り返しながら、なんとか子どもたち同士のやり取りで決まっていく様子を見守りながら、少しずつ友達同士の関係やクラスの意識もできていることを知り、みんなですることが楽しいと思える日々にしていきたいと思いました。ルールのあるゲームにも少しずつ挑戦し、いろいろな育ちに繋がるといいなと思っています。