2017年10月27日 金曜日
今週は幼稚園、保育園の遠足がありました。その最終日、未就園児保育のこあら組、たんぽぽ組、年少組の希望者の「アンパンマントロッコ列車とゆうゆうアンパンマンカー」の遠足でした。
この日を楽しみにしていたのは、子ども達だけではありません。一緒に参加して頂く保護者の方、そして、私達教師もドキドキとワクワクで夜もなかなか寝つけず、早起きをしてしまったのでした。
松山駅に集合すると、乗務員の黒川さんにJRのマークのついた限定のアンパンマン指人形を三葉幼稚園の参加者の子ども達だけに頂きました。
それを大事に出発まで握りしめ、今か今かとアンパンマン列車の到着を待ちわびていました。
列車が見えると「ワー!!」っと歓声があがり乗り込みました。しばらく走ると、幼稚園の子ども達が見送ってくれているはずと幼稚園がある西側を見ていたのですが、みんなが待ってくれていたのは踏切を超えた東側。このハプニングはみんなで大爆笑しました。
列車中は、どこを見渡してもアンパンマン!アンパンマンの曲が流れる車内はアニメの世界に入り込んだようでした。また、トロッコ列車は、風が気持ちよく吹き抜け、トンネルに入ると「すごーい!!」「キャー!!」と大歓声。まるで遊園地のアトラクションの気分を味わっているようでした。
波方駅に着くと波方公園まで徒歩で移動です。田んぼの畦道を、さんぽの歌を歌い心地良い秋風を感じながら歩きました。40分ぐらいかかるだろうと予想していた道のりですが、みんなが元気に歩いたので約30分で到着しました。「バンザーイ!!」と両手をあげ歩ききって満足感いっぱいのたんぽぽ組のS君の姿が印象的でした。
お弁当を食べ終わった子から公園内の遊具で自由に遊びました。中でも、長いローラーすべり台が大人気!大人も子どもも夢中になって何回もすべって楽しみました。帰る時間になると「もっと遊びたい!」と泣き出してしまう子もいましたが、お父さん、お母さんに手をつないでもらったり、抱っこをしてもらったりして帰途につきました。先に駅に着いていた子ども達が「ガンバレー!」と大きな声で応援する微笑ましい姿も見られました。「去年は歩かなかったのに、今年は行きも帰りも歩きました。」と言われる保護者が多く、この1年で心も体も成長しているんだなと感じました。
30日は、さつま芋堀があります。行事を通して、今以上に三葉幼稚園は楽しいな!と思ってもらえたら嬉しいです。
幼稚園では園で収穫したお米の脱穀をしました。準備を進めると、年中児は「年少さんの時もやったね。」「やってみたい。」と興味津々でした。
まずは稲穂から割り箸や指先を使ってもみを取りました。「プチプチプチ」と気持ちよく音をたててもみが穂から取れていきます。すり鉢に入れ、硬式ボールで「ゴリゴリゴリ!」すると摩擦でお米ともみに分かれます。仕上げはお米ともみに「フー」っと息を吹きかけもみを飛ばします。ただこれがなかなかうまくいきません。そのに園長登場!!一吹き「フー」っと吹くともみがきれいに飛んでいきました。それから子ども達も段々と上手になっていき、お米がお米が重くもみが軽いからもみだけ飛ぶという事に気づいていました。
もみを取った藁で園長が縄を作って冠にして見せてくれ、藁遊びもこれからする事を約束しました。これからもいろいろな経験をたくさん出来るように準備していきたいと思います。