2017年10月19日 木曜日
今朝は雨。雨の中、子どもたちを迎える準備をした後、昨日年中児が刈った稲を干しているとからすが狙っていることに気付き、網をかけていました。それを見て園長が雨のしずくがかからないようにとテラスの上に円椅子を置いて移動してくれました。太陽のパワーで乾いたら、みんなでお米の服(もみ)を取っていこうと思います。そして穂を取った藁で縄を編んだり、草履を作ったりしてみたいと思います。
一方、お部屋では、廃材遊びを楽しんでいました。宇宙プロジェクトで宇宙に行くロケットに興味を持っていたA君は、アルバムにもロケットの絵を描いて貼っていました。数日前からペットボトルが廃材箱にあるのを見つけたA君は、それを持ってクレヨンでペットボトルの先を塗り始めました。根気よく何時間も、服が赤く染まるほど頑張っていました。その次の日は、気に入った色々な形の箱を見つけ、それを組み合わせペットボトルをくっつけるとロケットが出来上がりました。そして「発射するところ」と言って、「10、9,8,7、・・・・」と数を数え始めました。「発射台があるといいかも」と声をかけると、すぐに作り始めました。一学期は牛乳パック4つをくっけて、「ピストルなんよ」「ここからも ここからも玉が出るんよ」と教えてくれました。そんなA君が今日は何日もかかって、自分がイメージしたものを考えて、根気よく最後まで作ったので、成長を感じ、とても嬉しく思いました。
それに刺激された他の子どもたちも思い思いのものを作り始めました。B君は「僕もロケットの発射台を作ろう」と言って、ロケットになる物を見つけると、それを立てて「ロケットに乗る階段がいるよね」と言って、牛乳パックを切って階段を作っていました。
一人一人が自由に自分でイメージして工夫しながら表現した作品が、お部屋に増えてくるのがとても楽しみです。
今日は、全園児、手作り給食でした。