幼稚園の日記(ブログ)

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  2017年10月16日 月曜日

好奇心が旺盛な1歳児は、毎日保育室の中を楽しいものはないかと目をキラキラさせて動き回っています。そんな幼児の姿を見た園長が1歳児の保育室に楽しく遊べる空間にと、お家セットを用意してくれました。そのセットを置こうと準備していると、いち早く気付いた子どもたちが、1人ふたりと近づいてきました。幼児の動きを見ながら素早くセットしました。すると早速セットのテーブルをトントンと手でたたき始めました。そしてAくんは、家の屋根の斜面に電車を持って来て走らせ始めました。屋根は緩やかな坂道です。ゆっくりゆっくり走らせます。又、窓を見つけたHくんは、一人で窓の外に向かって何やら話しているようです。一人ひとりが目新しいセットに興味深々です。いつも座って遊んでいた幼児たちが自分の意志で立ってどんどん遊び始めます。その様子を見ている保育教諭たちも楽しくて、自然と笑顔になっていました。

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又、2歳児の部屋には1歳児のセットと違うお家が入りました。それを見たKちゃんとSちゃんは2人で相談しながら、お家の冷蔵庫の中に野菜や魚を入れていきます。冷蔵庫の中はマジックテープになっていて、1つずつ分け合いながら、ぺたぺたと貼っていました。又、窓に張ってあるカーテンを見つけると片方ずつ開けました。1歳児の部屋と形は似ているものの全く違うままごとのセットで遊ぶ姿を見ながら、月齢が違うと遊び方もずいぶん違うことが分かります。このような子どもの姿を見ていると、毎日の遊びの環境の大切さをつくづく実感すると共に保育教諭の環境の工夫や教材研究不足を反省しました。

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