2017年10月14日 土曜日
今日は平成29年度の秋の運動会でした。昨日から心配されていた天候も、子ども達の願いや日頃の頑張りが通じたようで、一時的に微雨はあったものの行うことができました。今年のテーマは、「知恵と心と仲間の輪」です。子ども達を信じ、子ども達に任せる運動会。子ども達が自ら考え、主体的に活動できる運動会。又、私達教師の願いや思いもいっぱい詰まった運動会でした。
保育所のひよこ•ぴよぴよ組は、お父さんやお母さんと一緒に大勢のお客さんの前で、親子で踊りや競技を楽しみました。親子で笑顔が溢れ、とても温かい雰囲気でした。
プレ年少児は、保育園部よりも少しお兄さんお姉さんで、マイクを使って返事をしてかけっこをしたり、順番を守って走ったりと少したくましくなった姿を見せてくれました。「ちび怪獣トテチテポ」の踊りでは、ちび怪獣に変身して追いかけっこをしたり、タッチをしたりして楽しそうでした。
年少児のかけっこでは、自分の名前を言ってスタートしました。途中で転んでも最後まで走り切る姿に、周りからはたくさんの拍手がありました。2クラス混合の自由隊形で踊った踊りは、始めのストップゲームも楽しみながら、最後にはしっかりとクラスに円になって踊ることができました。「さるかに大合戦」は柿を採ったりくっ付けたりする競技です。どうすれば早く付けることができるか、採るにはどうしたら早くできるか考えながら競い合って楽しみました。
年中児は、お客さんに聞こえる大きな声で名前を言ってかけっこをすることができました。「えっさほいさっさ」の競技は、4人で心を合わせてボール運びました。知恵や心を合わせてボールを落とさないように頑張りました。「ワイルド•キッズ」の踊りでは、友達と力を合わせてバルーンを膨らませたり、しぼめたり、波になったり、月になったりと友達と力を合わせて表現することができました。
年長児の踊りは、エイサー太鼓を使った「島人ぬ宝」です。太鼓の音を合わせたり、列や円を揃えたり心を1つにして沖縄に島や自然が伝わってくる表現ができていました。人間ブロックは、子ども達がポーズを考えて、友達と協力して形を創っていきます。次のポーズを考えながら、すばやく形を作っていく様子にたくさんの拍手をいただきました。鼓笛隊の曲は「大きな古時計」です。時計の針が動く様子を表現する隊の移動では、動きをしっかりと揃えて隊列で針を表現しました。141名の心を1つにして、保護者の皆様に感動を送ることができました。最後を締めくくったクラス対抗リレーでは、バトンを一人一人がつなぎ、仲間の絆を深めながら手に汗握る競争を見せてくれました。
「知恵と心と仲間の輪」が深まった運動会。子ども達が自ら考えて行動し、明るい笑顔と声援で溢れた運動会になりました。