2017年9月15日 金曜日
今日は、何日も前から大好きなおじいちゃん、おばあちゃんを思いながら描いたはがきをポストに出しに行く日です。
年少さんとたんぽぽ組さんは、三神建設さんが、快くバスの駐車場を貸してくださる事となり、その近くのポストへ投函しに行くことになりました。
バスで、出かけるのをすごく楽しみにしていたのは、普段お歩きで来ている子どもたちです。たんぽぽ組のHちゃんとY君は、「今日、バスに乗れるん?」と言って朝からとても楽しみにしていました。
また、バスの中では、ひまわり組さん達が自分で描いた絵を「見て!見て~!」と言ってみんなが見せてくれました。一人一人思いを込めて描いたはがきは、何物にも代えられない大切なものなんだなと心から感じました。そんな中、T君は、おじいちゃんのおうちは、北海道の札幌だと教えてくれました。「北海道は遠いから何に乗っていくのかなあ。列車かなあ?船かなあ?ひこうきかなあ?」・・・とみんなで考え、バスの中でも色々な思いを大切なはがきに詰め込んでいました。
さて、三神建材さん隣接のポストに到着。
たんぽぽ組さんは、初めてポストへはがきを入れるという子も多く、自分たちが描いたはがきを大切に一枚ずつポストへ入れていました。「ポストの中に入ったかな」と耳を澄ませていたK君は、「ことっと音がしたよ。」とニコニコ教えてくれました。
通りがかったおばあちゃんも「こんにちは」と挨拶をすると「みんなではがきを出してるの?いいねえ」と言って目を細めてニコニコしながら次々と並んでポストに入れに行く子どもたちの姿を眺めていました。
大切なはがきがちゃんとおじいちゃん、おばあちゃんのところに届きますように♪
一人一人がそう願いながら大切にポストに入れていました。
今年初めて年中児はおおぞら病院に設置されているポストへハガキ投函に行きました病院の方も。とても温かく迎えてくださり、子ども達が投函している様子を撮影すると、すぐに印刷をして持ってきて子ども達に見せてくださいました。
うさぎ組が投函して終わって、迎えのバスを持っているとイヨテツの郊外電車が通過しました。するとなんと、電車の窓から車掌さんが大きく手を振ってくださっていました。子ども達も教師も嬉しくなって何倍も大きく手を振り返しました。おおぞら病院のポストのある所は木が植えてあって、ベンチがあり、ゆっくり休める公園広場になっていてとても心地よい風が吹いていました。その場所で撮影するとことができ大満足の一日でした。おばあちゃんが待ってるから「早く届きますように!」と言う子ども達の願いが届くといいなと思いました。
年長組は西郵便局へ行きました。おじいちゃんやおばあちゃんに心を込めて書いたハガキが無事に届きますようにと気持ちを込めて一人ひとりがポストへ投函しました。又、施設訪問でお世話になっているケアフル土居田、歩風里、合歓の木の皆さんにも各クラスで相談しながら作ったプレゼントを封筒に入れて送りました。この大きい封筒は、郵便局内で重さを測ってもらい140円の切手を買って貼ってお願いしました。郵便局の方からはそれぞれの重さによって切手代が違うことを教えてもらい、子ども達もまた一つ学びました。他にも、ミッキーマウスやスヌーピー、マリオ等のキャラクターの切手を見せてもらいました。
次はいよいよ2階の見学です。局員の方から昔はおじちゃん達が一枚、一枚それぞれの町名に分けていたハガキを今は専用の機械に入れると1000枚のハガキが2分間で分けられること、おじちゃん達が分けていた時は800枚を分けるのに1時間もかかっていたことなど話してくださって「今から入れるから見ていてね。」と実際にハガキを入れて仕分けする場面を見学しました。ぞう組のK君はものすごいスピードで分けられる様子を見て「すごい速い!」と歓声を上げていました。他にも仕分けされた郵便番号の下に秘密の光を当てるとバーコードが浮かび上がり、それがあるから間違えずにおじいちゃんおばあちゃんに届くことも教わりました。みんなが書いたハガキが2日くらいで届くことや普通は赤いポストだが動物園にはペンギンやパンダのポスト、松山の高島屋にはみきゃんのポストもあることを教えてもらい郵便局に増々親しみを持った子ども達でした。そして、おじいちゃんやおばあちゃんの家にハガキが届くことを楽しみにしていました。
今年は、各学年がそれぞれ違う場所へ、はがきの投函に出かけました。
仲間と一緒だからこそ味わえる思い♪いろいろなことを考えたり、共感しあったり・・
素敵な一日になりました。おうちへ帰ってからもたくさんの思いを伝えてくれているんだろうなと何だか嬉しくなります。
子どもたちの思いのいっぱい詰まった大切なはがき!一枚一枚が大好きなおじいちゃんおばあちゃんのもとに無事に届きますように!