2008年2月22日 金曜日
昨日、りす組とぺんぎん組は初めての合歓の木を訪問しました。初めてということで、古森先生が「この子どもたちをこれから皆さんが育てていって下さいね。」と声を掛けて下さったおかげで、デイケアを訪問したりす組は、おじいさんおばあさんが笑顔で迎えて下さり、「七つの子」の歌もお年寄りと一緒に大合唱になりとても温かい交流ができました。ぺんぎん組は、デイケアに比べ、身体が不自由な方の所を訪問しました。子どもたちがそばに行くと、突然泣き出すおじいちゃんに驚き、それ以上近寄れなくなったRちゃんは、「ありがとう」と嬉しくて泣いてるんだよと古森先生に教えてもらい、安心して触れ合うことができました。また、ほとんど反応のない方に対し、一生懸命に手を握りながら手遊びをして離れるときは「行ってくるね」と何度も声をかけるMちゃん。よだれがついた手を嫌がらず、しっかり握ってあげるYくんなど想像もしなっかった子どもたちの姿に驚きと感動でいっぱいになり、私も心が洗われるようなひとときでした。
さて、今日は毎回楽しみにしているてづくり給食でした。私たちは先日の食育講演会後、食べることの大切さ、手間をかけて心を込めて料理することの大切さを改めて感じながら、子どもたちにも伝えていきたいと思いました。配ぜんの仕方も気をつけて、一つ一つの料理を引き立たせるように美しい盛り付けを心がけました。今日は子どもたちが自分でおみそ汁を運んだのですが、年少さんはこぼさないように、そっとそっと運ぶかわいらしい姿が見られました。納豆の中には、きざんだりんごが入っていて、子どもたちも嬉しくて、「デザートみたい!」と残さず食べていました。ちりめんとれんこんを油で揚げただけでも、とてもおいしく、キャベツにかけて食べました。幼稚園で食べられるてづくりの味のおかげで、にんじんが大きくてもパクパク食べる子どもたちが育っています。