2010年4月23日 金曜日
「今日は晴れたねぇ」、「やったぁ。外でいっぱい遊べるね」とバスの中で、子ども達はウキウキしながら話していました。幼稚園が近くなると、「もう、遊びよるよ」、「まず、何する?色水する?ままごとする?」、「雨が降ったけん、水たまりあるよねぇ」と言いながら急いでバスから降りてダッシュで部屋へ向かいました 。
ひよこ組の唯一の4月入園者Sちゃんも部屋に入ると「今日は、外で遊べるねぇ、何して遊ぼう」とつぶやきながら、所持品の始末をしていました。そして、外へ出ようとすると、園庭から楽しそうな曲が聞こえてきました。踊ることが、大好きなSちゃんは、「踊る」と言って、テラスへ飛び出しました。「小さなヒーロー、かえるの体操、XYZ、とっきゅうでんしゃにのって」など様々な曲が次々と流れていました。Sちゃんは、どれも初めて踊る曲でしたが、周りで踊っている友達を見たり、教師を見たりしながら踊っていました。そして、2・3回踊って、自分が知っている曲になると、今度は前に出て、先生になったつもりでみんなの方を見て踊り始めました。又、Sちゃんは、クラスでは、一人ですが、他のクラスの沢山の友達のなかに入って、いろいろな遊びに興味をもってかかわる姿が見られます。色水をしたり、包丁ままごとをしたり、泥砂遊びをしたり、何でも楽しそうです。それは、ひよこ組さんと言うだけで、みんなが優しくしてくれていて、色水では、「この、葉っぱがいいよ」と言って、ケールの葉っぱを渡してくれたり、水を入れてくれたりと、いろいろ教えてもらいながら遊べるのです。5月には、ひよこ組にも友達が増えて、5人になるので、もっともっと楽しくなるにちがいありません。
今日は、くま組さんが、年長さんになって、初めての歩風里訪問でした。朝の練習の時から、張り切っていました。行く前とバスの中でも古森先生に話をしてもらったことで、益々意欲的な姿が見られました。歩風里では、自己紹介でも、自分のことを活かしたあと、おじいちゃん、おばあちゃんのことも、しっかり聞いていて、帰ってきてから、Hちゃんとお話したおばぁちゃんは、「私と 同じで、うどんが好きやった」などとても嬉しそうにはなしてくれました。
今日は古森先生が、たけのこと幼稚園で採れた、えんどう豆の煮物をつくってくれました。少しずつでしたが、子どもたちは「おいし」と言って、ペロりと食べていました。