2017年9月12日 火曜日
今朝は大雨。登園した子どもがテラスの上がる所に置いてある「くつのままあがってね」の表示を見て、「今日は靴でいいって書いてる!」とスムーズにテラスを通り靴箱に向かっていました。そんな中、プレ年少児や年少児は表示に気付かず、くつをテラスの前で脱ごうとしていました。慌てて教師が教えようと近付くとその前に年長児が側に寄って言って座ると「履いたままでいいんよ。」と小さい子のくつのかかとをもってもう一度履かせてあげていました。また両手に年少児を連れてテラスにあがり、とても自然な様子で優しくかかわる姿も見られました。立ったまま靴を脱ぐことが難しい小さい子と手をつないでいるときはその子に合わせゆっくりと「できる?」「大丈夫?」と見守っている大人のようなかかわりに感心しました。自分が小さいときにお兄ちゃんお姉ちゃんにしてもらったことを大きくなって小さい子にしてあげられる、この伝統のような環境が素敵だなと、なんだか心がぽかぽかして温かい気持ちになりました。
室内では、お部屋で遊んだり敬老の日のハガキを描いたり楽しそうに活動していました。たんぽぽ組のYくんとHくんが教師と一緒に嬉しそうに歩いていました。「どこ行くの?」と声をかけると「ひよこ組の先生にこれ見せに行く!」と廃材で作った作品を見せてくれました。つい先日たんぽぽ組に進級したばかりのYくんとHくんでしたが自分の作品を見せる表情はとても誇らしげでした。
くま組のTくんとSくんはたんぽぽ組さんが廃材遊びをしていると聞き、「これ見せてあげよ~。」と自分の作品を持ってたんぽぽ組さんのお部屋にやってきました。年長児の作品を見たたんぽぽさんが「お兄ちゃんすごい!」と褒めてくれちょっぴり照れくさそうなTくんSくんでした。作品を見せ合いっこをしていることに気付いた他のたんぽぽさんが「ぼくのも!私のも見て!」と集まってきました。「上手だね」「すごいね」お互いに褒め合戦です。
そしてTくんSくんはたんぽぽ組の吉本先生と”ごはんの後にたんぽぽさんに「イカのおすし」の踊りを教える”という約束をして帰ってきました。クラスに帰るとみんなにそのことを伝え昼食後を楽しみにしていました。たんぽぽさんの手本になるように一生懸命踊るくま組の子どもたちと、お兄ちゃんお姉ちゃんがたくさんいて楽しくてぴょんぴょん飛び跳ねるたんぽぽさん。
園内を少し歩けば出会う異年齢児たちとどの部屋も出入り自由な幼稚園で、雨が降り天気はどんよりでしたがキラキラの目と、あったか~い雰囲気が漂うステキな一日でした。
今日の給食