2010年4月22日 木曜日
「先生今日ね雨ふるの100%っていよったよ」と朝、バスの中でAちゃんが話しかけてきました。それを聞いた子供たちは、バスの中から空を見上げました。雨はやっぱりザーザーと音をたてて降っていました。そして幼稚園に到着。今日はみんなの大好きなままごとと色水は、さくら組の前のテラスのところに出ていて、にぎわっていました。昨日、副園長が出してくれたケールがとてもきれいなみどり色の色水が出来たことから、今日はケールが大人気でした。そこで私も、いつも戸外で走り回っているうさぎ組のHくんやIくん、Mくんを誘ってのぞきに行ってみました。そこには、いろいろな色の色水もありましたが、Hくんはケールの色に感動して自分もやりたいと言って作っていました。しばらくするとだんだん青汁のような色になってきました。嬉しくなったHくんは、そこに紫キャベツもこすって入れました。すると、きれいな色の色水は真っ黒に・・・「うわっっ・・・先生見て・・・」と苦笑いしながらも、「明日もこれする!!これお母さんにプレゼントする!!」といってうれしそうに使った物を片付けました。お部屋に入ってから、自分で作った大事な色水を友達にさわられないようにブロックの後ろに隠しておき、給食のときは、手から離さず、横に置いて食べました。自分で作った色水がよっぽどうれしかったのでしょう。明日はどんな素敵な色水ができるかな?
年中では、春の運動会で踊る、かえるの体操・小さなヒーロー・くっつきむしくっつけーをやってみました。子供たちは顔を真っ赤にして踊り、正に小さなヒーローに見えました。くっつきむしくっつけーでは、子供のうでや足の力でお父さんやお母さんにくっついて走る競技です。初めてやってみたひつじ組の子供たちは教師にくっついてみましたが、スルスルスルとすべり落ちてしまいました。指や腕の力がないのです。「小さな頃にいっぱいハイハイして、いっぱい抱っこしたのかな?」とちょっぴり気になりました。鉄棒も運悌も、上り棒もぶらんこも、腕の力は必要です。お家でもお父さんやお母さんにしっかりかじりついて、腕や指の力をつけて、春の運動会には、上手にくっつき虫になれるといいなと思います。