2017年9月2日 土曜日
まだまだ残暑が厳しい日が続きますが朝、夕は涼しさを感じるようになってきました。屋外遊ぎ場のみつばっこハウスで生活するぴよぴよの子ども達は普段はのんびりと和室の畳の部屋で少人数で生活していますが、夏休み中は学童保育の小学生が朝から大勢やってきて活気にあふれていました。
ある日、保育教諭が新聞紙で道を作ってみました。すると気付いた子ども達がおもちゃのミニカーやバス、電車を取り出してきて走らせ始めました。しかし遊んでいるうちにすぐに破れてしまって遊びは中断されてしまいました。翌日段ボールで作り直しトンネルや坂道なども作ってミニサーキットにして遊びました。
2歳児のH君は細長い段ボールの廃材を見つけてそれを両手に持ち、道をまたいで平行に並べて立てました。そして「カン・カン・カン」と言って電車の遮断機にして倒したり立てたりして遊び始めました。棒を片手だけにしてもう片方で電車を走らせてみたのですがどうもイメージと違うらしく両手で持って立てました。そこに他の幼児達もやってきて踏切を通りぬけていきました。H君はにっこり笑って「どうぞ。」と言いました。
そして自分が上げ下げした踏切を皆が通ってくれるのがとても嬉しいようでした。電車や車も通るなど遊びが続いていきました。サーキットのトンネルに折り紙のバイキンマンを貼り付けるとそこはバイキン城になりティシュの箱のトンネルはカレーパンマントンネルになりました。
すると1歳児のYちゃんが電車を持って自分もトンネルを通り抜けようと頭を突っ込んでトンネルは壊れてしまいました。その様子を見て何が起こったのか気付いた子舘は「あーあ」と言いながらみんなで大笑いしました。遊んでは壊れ、修理してはまた遊び、毎日少しずつ変化していったミニサーキットで楽しく遊ぶ可愛いぴよぴよの子ども達でした。
ちなみに遮断機で遊んでいたH君は登園する途中踏切があって電車に合うのを楽しみにしているのです。そして見れた日はとてもご機嫌でやって来るのでした。