2010年4月15日 木曜日
なかよし会も終わり、親睦を深めた子ども達。今日は年長のお兄ちゃん、お姉ちゃんとしっかり手をつないで年少さんがバスから降りてきました。年長児も又、自覚をもって年少児をお部屋まで連れていく姿がみられました。ぞう組のR君は靴箱が分からず涙をうかべているAちゃんを見つけると肩をポンポンとたたきながら「大丈夫だよ!一緒に探してあげるからね!」と声を掛け、名前を聞いて靴箱を見つけてあげることができました。その後、Aちゃんから自然に出た「ありがとう!」の言葉に照れているR君をみて心がぽかぽか温かくなりました。
そして、ぞう組はくま組、くじら組と合同で油性マジックの使い方を学びました。年長さんだけの特別なマジック。クレパスとも水性マーカーとも違うマジックをみて子ども達の目はキラキラしていました。下敷きをしかずに絵を描くと下の紙に写ってしまうけれど、下敷きをしくと写らないということを知り、驚くとともにマジックを使う時の約束事を学びました。
お部屋に戻って自由画帳にお絵描きをしていると、お皿をもったY先生が入ってきました。「何もってきたん?」と子ども達の目はY先生に集中しました。「炒り玄米やーー!」と子ども達は大喜び♪すると副園長が「このお米は今小学校1年生になった年長さんが田植えをして、稲刈りをしたお米をつかっているんだよ。炒り玄米を食べるとパワーがでてくるんだよ。だから年少さんは明日泣かずにこれるように。年中さん年長さんは元気がでてくるように。」と放送しました。ぞう組の子ども達はすぐに手でお皿を作り「早くパワーをちょうだい!」と大興奮!!すみれ組の子ども達も上手に椅子に座って落とさないように慎重に口に運ぶ姿がみられました。
この炒り玄米には1年生が植えたお米で作ったパワーが子ども達自身が精米した心が、子ども達の笑顔を思い浮かべて作った人の心がはいっています。明日、年少さんが笑顔で登園してきてくれることを願っています。そして、子ども達が楽しいと思える環境作りをしていきたいと思います。