2017年6月16日 金曜日
この二、三日は天気も良く半袖半ズボンが丁度良く感じる気持ちの良い天気になりました。最近感じるのが、年少児達が自分のしたい遊びを見つけて楽しんでいます。朝の生活の流れも覚えて室内で廃材遊びをしたり、ブロックをしたり、戸外泥だんごを作りシャボン玉作り、包丁ままごとなど、教師の元を離れて思い切り遊んでいる姿を見ると嬉しく思います。外遊びが終わり、部屋入ると「泥だんご作ったよー。。」「トントン金槌をしたよー」など笑顔話しかけてくる子どもたちを見て私自身嬉しく思います。これからも色々なことを一緒に経験していきたいと思います。
以前ブログでもお伝えしていたつばめ巣の事です。あれから、子ども達と一緒に巣の中の卵の成長を温かく見守ってきたのですが…実は先日そのつばめの巣の中を見てみたいという好奇心でその巣を棒でつついて巣壊して卵割ってしまったのです。それに気付いた親のつばめが心配そうに巣の様子を見ていましたが、もう割れてしまっているヒナに気付いて帰ってこなくなりました。そこで今日は古森先生がこのつばめ達について話しをしてくれました。まずはつばめという鳥について…空の高い所をヒューーーンと飛行機みたいな早さでとぶこと、つばめは田んぼの稲についている虫や蚊を食べることを話してくれました。そして三葉幼稚園は安全でみんながつばめさんを守ってくれるに違いない思って、巣を作りに来たんだよと話してくれました。このつばめが巣作りを始めてからじっとこの様子を観察してきた子ども達は真剣に話しを聞いていました。そして「もしかしたら、もう一度つばめが帰って来て卵を産んでくれるかもしれない。」と言ってもらい、子ども達は帰ってきてくれる事を願って待っています。今回の事で子ども達だけでなく教師も子ども達に命について指導していかなければいけないと反省しました。このことでみんな心が痛み、悲しい気持ちになりました。それよりも傷ついているのはつばめだという事を忘れないでいきたいです。
今日はぞう組らいおん組が合歓の木訪問をしました。施設訪問前に園長が来て活をくれようとしていると、みんな挨拶が出来ず、教師が挨拶をすると真似てする姿に園長がとても大切な話しをしてくれました。「心を込めた挨拶をするとみんなのハートが相手にも伝わり、嬉しくなってハートが繋がって両方のハートが一つになってみんながニコニコになるんだよ。だから、真似っこではなくて相手に自分が挨拶したいなーという心で挨拶することが大切だよ。」と話してもらいました。私もその話を聞きながら見えない部分、即ち心の教育をしなければならない、見えない物を育てることが私達の役割だと痛感しました。
施設訪問は二回目ということもあり、一人ひとりがとても張り切っていました。古森先生と三つの約束(①笑顔 ②挨拶をしっかりする ③自分で考えて行動する)を守ろう意識して交流する子もいました。今回古森先生からアイディアをもらい、新しく椅子ダンスをしました。上を向い歩こうの曲に合わせておじいちゃんおばあちゃんも口ずさみながら手や足を振ったり伸ばしたりして楽しんでいました。そしてあめふりでは「♪ピチピチ チャプチャプ ランランラン」のフレーズになるとおじいちゃんおばあちゃんも溢れんばかりの笑顔になり、子ども達は古森先生のハートが一つになったことを感じていました。椅子ダンスは合歓の木の職員の方からも「これはいいですね。今後取り入れていきたいです。」と言ってもらいました。二学期も施設訪問があるのでマンネリ化した内容ではなく、新しい物を取り入れていきたいと思います。地域の方と交流を深めながら、成長していけるよう私達教師も工夫したいと思います。