2017年6月10日 土曜日
四国地方も梅雨入りしましたが、その梅雨入り前日のことです。できるだけ今のうちに思いっきり外で遊ぼうと幼稚園児たちが園庭でリレーや踊り、固定遊具などで活発に遊び、砂場では連日ダイナミックな山・川・池作りをする姿がみられていました。
後で砂場付近に出て来た保育園児たちは、歓声を上げながら砂と水で全身泥だらけになって楽しそうに遊ぶお兄さん達の姿を見て一時その場に釘付けになって目を丸くしながらその様子を見ていました。
暫くするとH君やKちゃんは遊んでいるすぐ側まで近づいて行き、何の抵抗もなく水たまりに入り、ぴちゃぴちゃと泥を撥ねながら遊び始めました。そしてお兄さんたちが部屋に戻って行ったのを機に、もうそこからは一人二人と、つぎつぎお兄さん達が残していった。川や池に入ってひよこ組の子ども達の遊び場になりました。
保育教諭も加わって子ども達と共に手も足も顔も泥んこになって遊び、冷たい水と砂の感触を全身で感じながら夢中になっていました。そして最近入園した幼児たちはおそらくこんなにドロドロになるまで思いっきり水と砂で戯れて遊んだことはないだろうなと思いながら興味のある子に声をかけていきましたました。 もちろん遊んだ後は足洗い場へ行ってきれいに洗いますが、その水の冷たさが心地よい位それは暑い一日でした。
汚れた服は下洗いをして持ち帰っていますが園長先生がいつも言っている言葉で「泥がついた分だけ知恵が付いたと思って下さい。泥んこ遊びを体験して肌で感じて得るものは大きい。」と五感を刺激しながら全身を使って遊ぶ楽しさを十分に味わえるような環境を子ども達に作っていきたいと思いました。
さて、水汲み遊びのコーナーでも最近はたんぽぽ組さんと同じ学年の子たちが一緒に水汲み遊びを楽しんでいます。みんなが遊んで水が少なくなった泥船を片づける時、ちょっと傾けると溜まった水を汲んで水まきをしてくれてテラスで遊んでいる小さい子たちも涼しくなりました。
屋外遊戯場の一時預かりぴよぴよ組の子ども達も暑い日は水遊びを楽しんでいます。テント下や木陰いろんな場所を使って少人数ですが伸び伸びと遊んでいます。