幼稚園の日記(ブログ)

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  2017年4月15日 土曜日

桜が満開で迎えた入園式の日、午後から解放された園庭でお花見をしている様子をテラスから見ていたひよこ・ぴよぴよ組の子ども達と「明日は絶対にお花がいっぱいのお外で遊ぼうね!」と話した翌朝、戸外の遊びの環境を作っていると園長がひよこ組(1・2歳児)も幼稚園児があまりいない時間帯にままごとコーナーやあひるの乗り物、犬の滑り台などを使って遊んだらいいよ。そして目が届くように柵やチューリップの鉢を仕切りにしてお花の遊園地みたいに楽しくしようと言って準備してくれました。

又、テラスにも小さな滑り台を置いて身近なところでも楽しい遊びができるといいね・・。とアドバイスしてくれたので早速置いてみました。

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するとすぐにテラスの滑り台で遊び始めた1・2歳児達は早く滑りたいと階段の前に集まりましたが先を競ってなかなか上がることが出来ません。そこで「一人ずつ順番に並ぼうね。」と声をかけ友達の後ろに一列に並ぶことを教えました。すると前の子の肩に手をのせて列車のように並んで待つ子がいました。一人二人と並ぶことですぐに自分の番がやってくる事や押し合わずに並べばいいんだという事を理解できたようでした。

先週の土曜日、教職員の研修で、人生で最も大切なことは幼児期にすべて学ぶ、だから幼児教育が一番大切なのだ・・ということを改めて学習しましたが、まさにそれでした。まだ幼い時に順序よく並ぶことで合理的にまた人との関係も保つことが出来るようになる。遊びを通して身近なところからルールを学んでいくのでした。そして「あら上手に並んでいるね。」と園長の一言に笑顔で応えながら滑り終わったらまた友達の後ろに付いて並んでいました。

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園児達が降園準備のためにお部屋に戻り始めた頃、保育園の子たちが次々と出て行き遊具や遊びのコーナーで自分のしたいことを始めました。ままごとコーナーでは包丁を使わなくてもキャベツや大根の葉は手でちぎりお皿に盛りつけたりお鍋やフライパンにいれて 料理のまねをしたりして楽しんでいました。

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園児達が切って置いていた大根や保育教諭が集めて持ってきた桜の花びらを使って盛んに遊んでいました。

ぴよぴよ組のA君はこれどうするんだろう?とすりおろし器を手に持っていたので大根をすりおろして見せると同じようにやってみていました。それを見たSちゃんはすり下ろした大根に桜の花びらをちらしてのせました。

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「幼児の手には大きいかな?」と思えるお玉やフライ返しもお母さんの姿を真似てままごと遊びをする子ども達にとっては身近な道具になります。重い鍋やフライパンに山盛り野菜を入れてどっこいしょ!とレンジの上に乗せている姿は本当に一生懸命でかわいい姿でした。天気が良くてついつい長く遊んでいたので途中水分補給もしながら日陰で休むことにしました。

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お部屋に戻る時には桜の花びらが風に舞って園庭でくるくると渦巻いているのを歓声を上げながら追いかける無邪気な子ども達に心癒される一日でした。

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